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3人で暮らしている場合の修羅場とは。

その三人の内訳が、私と当時の彼、
その友達(今の私の旦那さん)という構図。
時に険悪になりながらもギリギリのバランスを保って暮らしていた私たちに起きた事件とはズバリ「私と彼の破局」でした。

想像してみてください。
三人で暮らしていたうちのカップルが別れた後の空気感を。
やばくね。はい、やばかったです。私的には。ざっくり髪を切るくらいには落ち込んでいました。
二十代後半、もうこの人と結婚するだろうと思っていた、付き合って3年での破局。別れた理由も理由だったので修復は不可能。
とは言え私たちはルームシェア。
家賃を折半しています。
「出てってください」ということも
「もう出て行くわ」ということも、残された人のことを考えると容易にはできない状況。当時この世の終わりみたいな気持ちで生きてましたが、それくらいの判断力は残っていました。なんとか。

つまりすぐには環境を変えられない状況だったので、私はひたすらに平然を装い、落ち込んでいることを家ではなるべく隠していました。今の旦那さんにも、当時は弱いところを見られるのが嫌だったというのもあり。なんせ、大見得切って私が拾ってきた彼でしたので、私は強くありたいと思ってしまったのです。

そんなわけで私と元彼とその友達という、新たな構図での
ただひたすらに修羅場なルームシェアが始まりました。
多分この頃「修羅場だ〜」って泣いていたのは主に私だけだったのだろうけど。
こないだまで同じ布団で隣に寝ていた彼が、一つ屋根の下で別の布団で寝ること。彼が帰ってこなくなること。それでも同居人の前では元気でいること。
あの当時夜中に電話やらLINEやらでうだうだ巻き込んでしまった方々には、今でも感謝と謝罪でいっぱいです…

けれどそんな過酷な日々も4か月ほどで終わりがやってきました。
今となっては幸運とも言えるような話が舞い込んできたのです。

続く。

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