見出し画像

温泉deアート♨️

銭湯の壁に富士山の絵。銭湯の壁にはそんなイメージがあるが、こちらは大分県を代表する由布山が描かれた別府市末広町にある末広温泉。

末広温泉は地区温泉だが、管理人さんが不在となり、数年前に一度閉鎖された。末広町に住む方は、コミュニティの場はを失い悲しんでいたが、地域の有志が温泉組合を立ち上げ復活させた経緯がある。

壁画のことは聞いていたので、見に行くのがとても楽しみだった。女湯には、こちらのピンクの由布山。男湯には、別府市を代表する山、鶴見山が描かれているらしい。

朝日をあびた由布山かなー?女湯だからピンクなのかな?!温泉につかりながら、穏やかな気持ちで由布山アートを楽しむ。

壁画のことを書いていた雑誌の記事に、由布山は男性の山。鶴見山は女性の山で一見逆のように思えるが、相手を思いやっていることらしいと書いてあった。

想い合うかー。いいな。

子供のころ、おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に行った銭湯で、男湯と女湯の境界線の壁の上の、壁がない部分(あいてるところ)で大声で確認しながら石鹸を投げ合う、夫婦を見たことがある。おばあちゃんと一緒に笑いながらその光景を見ていた。おじいちゃんも今頃男湯で笑ってるかな?そんなことを考えていたことを思い出した。

地区温泉コミュニティって本当に大事。末広温泉が復活してよかったな。

考えながら、ふと。

壁画のある温泉って心に残ってるよな。と思い起こす。

画像1

こちらは、東別府駅からすぐの地区温泉。東町温泉。こちらの壁画も見ている私の気持ちを明るくしてくれた。

画像2

ロッカー側にも絵が描かれていて、絵が描かれていることで、何か特別な温泉に来れた気持ちがした。

他にも紙屋温泉、梅園温泉でも浴槽から絵を見た記憶がある。

別府市のおとなり大分市の天然温泉天の川

画像3

こちらでは、露天風呂から建物の壁面に貼られた大分市出身の若手アーティストmyu↑の作品を見ることができる。天の川だけに、それに関した嬉しくなる絵だった。

画像4

※こちらは、レジ横に飾られていた作品。

浴室内ではなく、温泉の外にアート作品を置いている施設もある。

画像5

別府市に最近オープンした亀川マリーナテラス。
一階に源泉掛け流しの温泉があり(中性の塩化物泉)
飲食店と宿泊施設も一緒になっている。

画像6

屋上の展望デッキから、隣の漁港や海を見下ろす景色はとても、気持ちが良い。屋上から階段を使って、下りようとすると、階段がギャラリーになっていて、20世紀のスペイン画家ジョアン・ミロの抽象画のポスターを見ることができる。

画像7

温泉とアート。温泉でアート。

心の余裕を作れる場所として通ずるものがあるのかもしれない。

紙屋温泉の鶴見山の写真、撮れなかったよなーと行ったころの写真を探していたら、入口の絵がでてきた。

画像8

あっアートだ。と思っていたら、、、携帯画面の下に。

画像9

なんだかほっこり。アートっていいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?