かわうそのウソ混じり日記①

今日から日記をつけることにしました。

題して「かわうそのウソ混じり日記」。

その日感じたことや常々思っていることを、意味も正しさもなく、時にはウソみたいな何かもまじえながら、書き綴っていきます。

とりあえず今日は、なぜ日記をつけることにしたのかを書いてみます。

私は小さい頃から、知らないものや分からないことだらけの外の世界がなんだか怖く、手の届く範囲のあれやこれやだけ取ってきて、自分の心の海に浮かべて遊んでいるような、そんな人間でした。

年を重ねて、体が大きくなっても、手の届く範囲が広くなっただけで、やっていることは、あまり変わっていません。

ただ、起こることは少し変わりました。心の海から、泡があがるようになったのです。それは、始まりの海と、浮かべていたものやことがゆるやかに溶けていき、混じりあって出来た、私の考えや思想というような何かでした。

この泡は、ほうっておけばすぐに割れて、泡が上がっていたこと自体すぐに忘れてしまいます。

なので、私は自分の手でこの泡を割り、その水滴で文字を描き、形に残そうと思ったのです。

これが、ふんわり、やんわりとした、今回日記を書くことした理由なのです。
何言ってるか分からないって?
大丈夫。私も分かっていません。より正しく言えば、泡を割った時点で、いくらか霧散してしまった水滴たちもあるので、うまく、きれいにまとめられないのも仕方がないのです。そういうこともあるものです。

というわけで、そういうわけで、記念すべき1つ目の日記はここらへんで終わりにします。

ありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?