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82年生まれ、キム・ジヨンからなる問題提起

はじめまして
かわうそちゃんと申します。
美容と読書が大好きなごく普通の大学生です。

TwitterとInstagramをやってますので、よろしくお願いします。
基本的にnoteには本の感想を書く予定です。

kindle unlimitedに入ってから読書生活が快適過ぎたのと、様々な本を読んでいく上で書き留めていきたいなと思いました。
参考になれば幸いです。

 以下、本の感想になっています。ネタバレ等まだ知りたくないという方はご注意ください。

今回は、82年生まれ、キム・ジヨンについて書き留めていきたいと思います。

今、日本でも国会議員の方が男尊女卑発言をしたりと何か男性と女性の地位の問題が話題になっています。
社会的地位は勿論の事、家庭内でも格差が生じているのは明らかです。

そんな日常にある問題にスポットを当てた、韓国の物語らしい生々しいものになっています。
家族のことを思い働くことを諦めざるを得なかった妻。
育児に対して考えているようで、妻と分かり合えていない夫。
固定概念に縛られる親族。
非常にリアルですね…

またこの物語の面白いところは、結末がハッピーエンドで終わらないところです。
実際、この問題は未だに緩和されていません。
人々の意識や考え方に根付いていることから、そう簡単に変えられるものではないからです。
実際、家庭内の役割で女性が家事を担わなくては、男性は働かなければと思っている人も多いのではないでしょうか。

家庭で生じる性別による役割、性役割分業は様々なところで問題視されています。
共働きが増えているのにも関わらず、女性は家事をすることが当たり前。
反対に男性は外で働くことが当たり前。
この役割分業は戦後に定着したものですが、未だに残っているのが現状です。
女性の家事・育児に対する分業への疑問が多く叫ばれていますが、男性が外で働くことについてももっと叫ばれるべきではないでしょうか。
この本を通して以上のような問題について考えさせられます。

個人的にはもっと性別関係なく生きていける世の中になると良いなと思います
どの性別に属しても生きづらすぎるよなこの世の中…

今回はこの辺で
今後追記することもありますので見ていただけたら嬉しいです

#82年生まれキム・ジヨン #本 #韓国小説 #韓国 #感想 #かわうそnote



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