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ベンチャー企業に、新卒で入って大丈夫?

従業員数が約100人程度のベンチャー企業に勤務する中で、新卒でベンチャー企業に入社することについて感じることがあります。

1つ目は、新卒でベンチャー企業に入社すると、適切な社員教育の機会は少なく、即戦力として実務に投入されるけど大丈夫?ということ。

今の職場では、新卒で入社した社員の離職率がとても高い。
・2022年4月新卒入社 ⇒ 2024年4月在籍しているのは約3割
・2023年4月新卒入社 ⇒ 2024年4月在籍しているのは約5割
夢や希望を持って入社する人もいれば、その企業以外の内定が取れなかったケースなど入社の動機は様々だと思います。

多くのベンチャー企業は数十人規模であり、社会人としてのビジネスマナーやスキルを身に着けてもらうような社員教育よりも、OJTと称し即戦力として実務に投入されます。

もちろん、新卒社員の中でもポテンシャルと働く意欲が高い人は、それらの経験を通して成長していきますが、どうしてもそのような環境についていけず、早期離職となってしまう人も多いようです。早ければ、入社後1~2週間で退職の道を選ぶようです。

2つ目は、ベンチャー企業で経験を積んで、いづれは起業・独立したいと考えて新卒入社して大丈夫?ということ

ベンチャー企業などの創業者や経営層の経歴をみると、多くは新卒時には一般的な大手企業に入社しています。その中で優秀な上司や同僚と働いていく中で、ビジネススキルを身に着けるとともに、起業・独立後に役に立つ人脈を作り上げていると思います。

新卒でベンチャー企業に入って、トップクラスの実績を上げることはとても難しく素晴らしいことだと思いますが、大手企業とはライバルの数や層の厚さの違いは全くの別物でしょう。井の中の蛙にならないよう、勤務先以外の知識や交流の世界を広げてほしいと思います。

自分自身が十数人のベンチャー企業に新卒で入社して、転職を繰り返す中で経験したことや感じたことを書いてみました。


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