ハードワーカーは意外と楽をしていた

いつ寝ているのかと心配になるくらいよく働く人がいるが、ショートスリーパーでもない限り24時間稼働している事はほとんどない。

ハードワーカーと呼ばれる人達は労働時間だけで見ると長いかもしれないが、工夫を重ねる事で負担を減らしながら体力を維持している。

彼らの共通点としては、
 ・会社の近くに住んでいる
 ・オフィス外で仕事ができる環境が整っている
事だが、この二つの取り組みは非常に大きいと思う。


勤務地

高い家賃を払ってまで、なおかつプライベートとのメリハリを犠牲にしてまで会社の近くに住みたくない、なんて考えの方が一般的かもしれないが、長時間働くハードワーカーは全く逆の発想だ。

なるべく会社の近くに住むことで通勤のストレスを減らす事ができるし、残業代を時給換算すれば近くに住んだ方がコスパが良い場合も多い。

またプライベートに飲み歩いていたら仕事のリレーションを獲得できた、なんてことも多く、都心地に住むことで新しい仕事を勝ち取れる確率が高まる。

後述する仕事環境にも共通するが、プライベートと仕事を切り離すのではなく、逆に境目をなくすのがハードワーカーの根本であり、このマインドによって結果的に長時間働いている形になるのだ。


オフィス外

オフィス外でもこの意識は同じで、ハードワーカーはプライベート中にも仕事のアイドリング状態を作っている。
PC常備、なくても携帯は全てのファイルが同期できる様にアプリが入っている。

たったこれだけ?と思うかもしれないがここで考えなければならないのは、24時間働くとはどういうことかという事だ。

24時間働くとは24時間作業することではなく、24時間顧客にバリューを提供するために常にスイッチが入っているということだ。

例えば休日に社外から問い合わせが来たとしても携帯一つで対応できるし、資料を作る以外の作業なら休日中に終わらせられる。

働き方改革よりずっと前から、なぜか作業だけをした時間に対して敏感になりがちだが、成果主義的な観点では時間より効果の方が大事だ。
土日働いた分は平日に会社でのんびりしようが、成果を出せていれば全く問題ない。

またこれは他人から見れば、土日も仕事している様に見えるので、ハードワーカー以外の何者でもない。
時間より効果に目を向けると、本質的にそのような行動が取れる。

このように自律的に判断し成果を出せるからこそ長時間労働はハードワーカーにとっては苦にならないのだ。

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