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カルトやめました1

こんにちは。前回の自己紹介(いつの話だよってくらい時間経っててすみません;)が長くなってしまったので、続きはこちらという感じで書きました。

エホバの証人をやめてから、私は今まで禁止されていたことをやりまくりました!!中には本当に小さなどうでもいいこともありますが( ´∀` )

まとめると…

①男の子とデートをした

②短いスカートや露出の多い服を着た

③誕生日パーティーをした 

④初詣に行った

④お寺でバイトした

他にもたくさんあったと思いますが、忘れました😅


①男の子とデートをした


まずはデートです!私はもともと恋愛体質でいつも誰か好きな人がいたんですが、エホバの証人は信者としか付き合えないので、ずっと我慢してました。でも、告白したことはいっぱいあります(笑)中学生くらいまではまだバプテスマ(洗礼に当たるもの)を受けていなかったので、ゆるく考えてました。私の母も信者の中ではそんなに厳しい方ではなかったので、今となってはそれがラッキーだったなと思います。

とは言うものの、もう社会人でしたしその時は新卒で入った会社もパワハラで辞めていたので、いきなりデートはちょっとハードル高かったです。会社も集会(エホバの証人の聖書勉強会)に通えるかどうかで決めていたので、完全に失敗でした。

ですが、突然高校の時の生徒会の先輩から連絡が来て、デートに誘われました。実はこの時はまだ完全に断絶はしてなかったのですが、組織には嫌気がさしていて、いつやめようかタイミングを計っていた時期でした。
高校の時は先輩に彼女がいたのですが、その時から私にずいぶん親切にしてくれた方なので、もしかして私のことが気になっていたのかもしれません。その時は体重が60㎏後半で化粧もろくにできない私でしたが、めちゃくちゃ優しくしていただきました。

一緒に映画を見に行ったり、ドライブに行ったりしました。先輩が某ネズミの国好きだったので、二回エンジョイしちゃいました。「ふむふむ。デートとはこういう感じなのか~。二人っきりになっても特に何も起こらないじゃないか。」となんだか拍子抜けしました。

エホバの証人は信者同士でも二人きりのデートは禁止で、常のお目付け役の信者の付き添いがあります。結婚を前提に交際していても、二人きりで淫らな行為をすることは重大な罪でそれで罰せられた人もいます。宮家の人じゃないのに厳し過ぎてそれだけで信者同士のデートをする気が失せてました。

先輩とのデートは悪くないけれども、なんだかフィーリングが合わなくて私が断り続けた末、関係は自然消滅となりました。いつも車で迎えに来てくれて、本当に良い方だったのですが、デートを重ねて徐々に好きになるのは私には無理だったようです。ですが、今までデート経験のない私にはものすごくためになり、自分の自信にもつながりました。先輩は別の方とご結婚されて幸せに過ごされているようで、私も嬉しいです。やっぱり自分のことを好きになってくれた人には応えたかったので、出来なかったことを申し訳なく思っていたからです。


②短いスカートや露出の多い服を着た

そんなことかって感じですが、本当に服装にうるさい宗教だったんです。エホバの証人に訪問された方はわかると思います。男性はスーツ、女性は襟ぐりが開いてないトップスにひざ下丈のスカートが基本です。女性のトップスやスカートは透け感があるものや派手すぎるものもNGです。私は胸が大きいのですが、ニットなどの胸が強調されやすい服装は、他の信者を惑わすからと言って年配の信者に注意されました。「惑わそうとなんて思ってないよ!てか、その考えが気持ち悪いわ!」と思いました。可愛い服が大好きなのに地味で控えめな服しか着られないことがいつも不満でした。

で、満を持して短いスカートやぴったりしたトップスを着まくりました
(o´ω`o)

好きな服を着ていると元気が出るし、とても楽しいです💗
こんなちっぽけなことなのに、ずっと我慢していたんだなとしみじみしました。「信者に会う時以外は好きな服着れば良くない?」という意見もあると思いますが、生活圏に信者がたくさんいるので、見られる可能性があります。見られたら、○○さんがふさわしくない服を着ていたと組織中に噂されます。自称神の僕なのに、下品な噂話がお好きなんですね。私はそういったことには耐えられないので、自分を抑えるしかありませんでした。

③誕生日パーティーをした 

誕生日は子供のころから一度も祝ってもらったことがありませんでした;

周りの人が少しうらやましかったけど、誕生日がない代わりに必要な時に欲しいものを買ってもらえたし、母なりに気遣ってくれていたと思います。

盛大なパーティーというわけではないけれど、お気に入りのケーキ屋さんでケーキを注文して名前を入れてもらいました。ろうそくの火を吹き消した時「あ~、なんだか楽しいな。ワクワクする!大人になってから初めてできるって感覚も意外といいかも」と思いました。

と思ったのもつかの間、その写真をラインのタイムラインに投稿したら、他の信者に告げ口されました。ちょうど集会を休み始めて心が信仰からだいぶ離れている時でした。まだやめてはいなかったので、ラインに他の信者の連絡先が入っていたのですが、これには引きました。「なんであんたに咎められなきゃならんのか!」このせいで脱退の時の話し合いでこのことに触れられ、めんどくさかったです。

エホバの証人は、聖書中に神の民が誕生日を祝った記録がないこと。誕生日に人が亡くなったこと。誕生日は特定の個人に重きを置くことになる等の理由で誕生日を祝うことを禁じています。しかし、聖書には誕生日を祝ったと考えられる記述があります。

「そのむすこたちは、めいめい自分の日に、自分の家でふるまいを設け、その三人の姉妹をも招いて一緒に食い飲みするのを常とした。」ヨブ記1章3節(旧約聖書口語訳)

めいめいの自分の日とは自分の誕生日のことでないでしょうか?ヨブは模範的な神の僕だったので、もし誕生日が禁じられているのならその人が自分の息子たちに誕生日を祝うのをよしとするはずがありません。

これを引き合いに出して長老と呼ばれる指導的な立場の人と話したのですが、無駄でした。彼らはこれを誕生日とは考えていないらしく、議論になりませんでした。この部分は訳によっては表現が違うため解釈も分かれています。私が持っていた聖書は誕生日とも取れるような記述がありましたが、新しい協会の聖書はその部分が無くなっているようです。もしかするとこのような議論を避けるために改定されたのかもしれません。

姉妹にいちゃもんつけられたケーキ(笑)

教えられたことと違う視点で他の信者と話せば話すほど、今まで教えられたことは間違っていたのでは?という気持ちになり、心が信仰から離れて行きました。もうやめると決めていましたが、何故他の人はこんなに簡単なことに気づかないのだろうと不思議でした。でも、私も25年近くも気づかなかったから、洗脳を解くのは本当に難しいのでしょうね。


ちょっと長くなってきたので、続きはパート2で(*゚▽゚)ノ
ここまでお読みいただきありがとうございました(❁´ω`❁)


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