米国株式投資の真実を伝える [Vol.144]2024年5月27日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(5月20日~5月24日)
<主要指数>
・NYダウ -2.3%
・S&P500指数 +0.0%
・ナスダック総合指数 +1.4%
=駆け足バージョン=
金利上昇や高値警戒感、個別銘柄の急落などからNYダウは週間で下落しました。一方、IT成長株に対する投資家の買い意欲は強く、好決算を発表したエヌビディアが牽引して、ナスダック総合指数は金曜日に史上最高値を更新しました。
=ちょっとだけ詳しく=
水曜日の取引終了後のエヌビディアの決算発表を控えて週前半は高値圏でのもみ合いとなりました。
前週末に4万ドルに乗せた反動もあり、景気敏感株の比率が高いNYダウは下落したものの、半導体銘柄やAI関連株が買われてナスダック総合指数は月曜日と火曜日、S&P500指数は火曜日に史上最高値を更新しました。
エヌビディアの決算は市場予想を上回る内容で木曜日にエヌビディアは急騰しましたが、企業の景況感を示す経済指標が予想外に堅調だったことを受けて金利が上昇して、主要株価指数は下落しました。
金曜日は27日のメモリアルデー休日を控えて閑散な取引となりましたが、再びハイテク株が買われて、ナスダック総合指数は再び史上最高値を更新しました。
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