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米国株式投資の真実を伝える [Vol.75]2022年12月19日配信

休刊日:2023年1月2日(月)

【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(12月12日~12月16)

<主要指数>
・NYダウ -1.7%
・S&P500指数 -2.1%
・ナスダック総合指数 -2.7%

=駆け足バージョン=
予想を下回る消費者物価指数を受けて大きく上昇しました。しかし、利上げ幅が縮小された一方でインフレに対する強い姿勢が示されたことや、弱い経済指標の発表を受けて景気減速懸念が広がったことで、週末にかけて下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
週初は消費者物価指数(CPI)の発表前の買い戻しなどから反発して始まりました。

火曜日に発表された11月のCPIは前年比+7.1%と市場予想を下回り、金融政策に対する楽観的な見通しが広がって株式市場は急騰しました。

水曜日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果は市場の予想通りに利上げ幅が0.5%と縮小しましたが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が会見で予想以上のタカ派姿勢を見せたことや、利上げの最終的な到達水準が9月時点から引き上げられたことから、下落に転じました。

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