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米国株式投資の真実を伝える [Vol.153]2024年8月5日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(7月29日~8月2日)

<主要指数>
・NYダウ         -2.1%
・S&P500指数        -2.1%
・ナスダック総合指数     -3.4%

=駆け足バージョン=
週前半はもみ合いとなりましたが、水曜日のFOMC終了後は利下げ期待から大きく上昇しました。しかし経済指標の発表や主要企業の業績発表を受けて景気や企業業績に対する懸念が広がり、成長株を中心に大きく下落しました。

=ちょっとだけ詳しく=
週前半は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や主要企業の決算発表を控えて様子見姿勢が強く、もみ合いの展開となりました。

水曜日に終了したFOMCでは予想通りに政策金利は据え置かれましたが、9月の利下げを織り込む動きを受けて大幅に上昇しました。

しかし木曜日に発表された7月のISM製造業景況指数が節目とされる50を4カ月連続で割り込んだことなどから景気に対する懸念が急速に広がり、大幅に下落しました。

金曜日に発表された7月の雇用統計も景気の先行きを懸念させる内容となったほか、決算を発表したインテルやアマゾンなどが急落して企業業績に対する懸念も広がりました。

成長株を中心に大きく売られ、ナスダック総合指数は高値から10%超下落して調整局面入りとなりました。

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