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米国株式投資の真実を伝える [Vol.155]2024年8月19日配信


【人生を豊かにする日経の読み方】

社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。

参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。

1.マーケット振り返り(8月12日~8月16日)

<主要指数>
・NYダウ         +2.9%
・S&P500指数         +3.9%
・ナスダック総合指数     +5.3%

=駆け足バージョン=
週初は様子見姿勢が強かったものの、火曜日以降に発表された物価統計や消費者関連指標を受けて物価の落ち着きと堅調な個人消費が確認され、S&P500指数が週間ベースで今年最大の上昇率となるなど、堅調な展開となりました。

=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は金利が低下したことなどから投資家心理は回復しましたが、地政学リスクや物価統計の発表などを控えて様子見姿勢も強く、まちまちの展開となりました。

しかし、火曜日に発表された7月の卸売物価指数(PPI)が市場予想を下回ったことからインフレ鎮静期待が高まり、大幅高となりました。

物価の落ち着きは水曜日に発表された7月の消費者物価指数(CPI)でも確認され、利下げ観測が高まる中、NYダウは4万ドルの大台を回復しました。

木曜日以降に発表された小売売上高や消費者信頼感などの経済指標を受けて個人消費に対する安心感も広がり、週末にかけても堅調な展開となりました。

S&P500指数とナスダック総合指数は8月の下落分を回復しました。

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