米国株式投資の真実を伝える [Vol.156]2024年8月26日配信
【人生を豊かにする日経の読み方】
社会人になって40年以上読み続けている日経新聞の中から気になる記事をピックアップしコメントする企画だ。毎週土曜日午前9時〜9時45分にズームへの参加形式で実施している。
参加は無料なのでご興味あるかたはPeatixでお申込みください。
以下は先週土曜日にカバーした記事の表題をいくつか。
1.マーケット振り返り(8月19日~8月23日)
<主要指数>
・NYダウ +1.3%
・S&P500指数 +1.4%
・ナスダック総合指数 +1.4%
=駆け足バージョン=
金曜日のパウエル議長の講演を控えて様子見姿勢は強かったものの、金利低下に支えられて一進一退の展開となりました。議長講演で9月の利下げが示唆されたことが好感されて金利が低下する中、株式市場は上昇して週末を迎えました。
=ちょっとだけ詳しく=
月曜日は前週からの勢いを引き継ぎ、金利が低下する中でIT成長株などが買われてS&P500指数とナスダック総合指数は今年の最長となる8営業日連続高となりました。
火曜日は材料不足と連騰に対する警戒感から小幅安となりましたが、水曜日に発表された雇用統計の下方修正や、7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨から大半の参加者が利下げに前向きだったことが好感され、反発しました。
木曜日は翌日のパウエル議長の講演を控えて調整しました。
パウエル議長の講演では物価の落ち着きに対する自信とともに金融政策を変更する時期に来たとの示唆があり、9月の利下げが織り込まれる中、NYダウが史上最高値を一時更新するなど、堅調に推移しました。
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