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Crypto Beautiful

今回紹介するNFTコレクションはCrypto Beautifulです。
本記事ではファウンダー門田瑠衣子さんへのインタビューをもとに、コレクションの情報はもちろん、門田さん自身やPLASの活動を紹介しています。
私自身、このコレクションに触れてから、チャリティーに参加したり、子供達とPLASの動画を見ながらアフリカの実情を学んだりしてきました。
最先端技術とチャリティーが今後世の中にどのような影響を与えていくのか…、PLAS等のNGOがNFTを利用することでその活動を広げ、全ての子供たちにとってより良い世界になることを祈って書きました。
最後まで読んでいただけると嬉しいです。


Crypto Beautiful

公式WEB 


ファウンダー

門田瑠衣子 @RuikoMonda

ファウンダーの門田瑠衣子さんは、NGO PLASの代表としてエイズ孤児支援活動に精力的な取り組みをしており、NFTを用いたファンドレイジングの講師も務めています。2016年には人間力大賞で準グランプリおよび外務大臣奨励賞を受賞。「働き方改革」を組織内にて推進し、同年にNGO組織強化大賞を受賞。
また、今やNFT業界では知らない人はいない『イケハヤ氏』や、有名NFTコレクターの『関口 メンディー氏』との繋がりもあり、NGO・NFTの最前線で活躍されている注目の人物です。


コレクションテーマ

このNFTコレクションは、『頑張る女性たち、楽しく生きる女性たちをEmpowermentしたい』という想いから誕生しました。
力強い女性が描かれたアート作品には、『コレクションに関わる人が輝き、誇りをもって自分の人生を生きられるように』といった門田さんの願いが込められています。

2021年。NFTが日本で盛り上がり始めた頃、『なんだか面白そう!』と好奇心から始めた門田さん。
その活動は時を移さずして海外にも広がっていきます。


クリエイター

このコレクションは、異なるクリエイターが作品を制作しています。日本だけでなく海外のクリエイターも参加しており、それぞれ個性あふれたアートとなっています。
門田さんがクリエイターに作品を依頼するときは、『こんな女性がこんな風に変化しようとしているイメージ』など、作品のテーマに沿ってイメージを膨らませながら丁寧に作り上げています。

「Crypto Beautifulの中で、特に気に入っている作品や思い入れのある作品はありますか?」との質問には、

『一つ一つの作品すべてに思い入れがあるので選ぶことができない。』

(インタビューママ)

門田さんの作品への愛情がとても伝わりました。


コレクション数

100枚限定のコレクション。
全数リリース後の販売は未定となっています。
2023年2月6日時点で#079までリリースされており、残り21作品のみとなっています。
複数作品を所有しているホルダーは4名と少なく、分散化させることでより多くの人に知ってもらう機会を創出しています。
これはチャリティーの観点から見てもとても良い状態です。


ミント価格

0.1~0.15ETH
多くの作品が販売して直ぐに売れてしまうほどの人気作品です。
私たちの投資がチャリティー資金となることは、とても有意義な事ですね。


収益の使い道

#001~#75は利益の全額をアフリカの若者のP2E(Play to Earn)を実現するRuiko Africa Guildに投資しています。#076~#100は利益の50%をアフリカの子どもたちに寄付します。
寄付プロジェクトはDAOで決定されており、ブロックチェーン技術によって、これまでは見ることのできなかった送金プロセスが明確となっています。
また、送金から着金が即座に完了するので、アフリカでの支援活動を円滑に行う事が可能になっています。


門田さんとPLAS

PLASの公式WEBでは門田さんのスピーチ動画が掲載されています。
設立するまでのエピソードがご自身の体験談を交えながら述べられており、志が高く軸がしっかりとした人物ということが良く分かりました。
以下、要約ですが是非動画を見て頂きたいと思います。

ウガンダで8歳のデリック君と出会った門田さん。彼は世界に約1780万人いると言われている『エイズ孤児』の一人でした。
彼らが通う学校を支援しようと立ち上がった門田さんですが、学校を建設する村から反対をされる等そのプロジェクトは難航します。
「教育は当然必要なものだ。学校の建設支援活動は正しい。」と、活動当初は自身を正当化していましたが、その思いはなかなか通じませんでした。  
しかし、彼らの目線に立ち、寄り添い、対話をすることで彼らの賛同を得ることができました。
徐々に建設プロジェクトも軌道に乗り、終盤では村の若者が2週間ボランティアで働くなど、皆の協力で学校は無事に完成。デリック君もその学校に通うことができました。
デリック君の支援から約10年が経ち、門田さんの元に1通の手紙が届きました。送り主はデリック君でした。
「自分はいろんな夢を叶えることができました。」という内容と共に、縫製工場で笑顔で働く写真が同封されていました。
教育とカウンセリングを通して、子供たちが自分たちの手で自らの未来を選択できる世界を実現することが、PLASの活動の本質です。

PLASはこれまで、さまざまな形で支援を届けてきました。
・支援した子ども 3147人
・支援したシングルマザー家庭 685家庭
・エイズ教育を届けた人々 26,925人
・コロナ渦の緊急支援を届けた人々 6186人

ひとりひとりに向き合い、寄り添いながら支援活動をしています。
また、日本の著名人とのチャリティーイベントを定期的に開催しており、その輪は確実に広がっています。


PLASとCryptoNinjaのつながり

日本のNFT業界を牽引する『CryptoNinja』ですが、#020の作品が関口メンディー氏によって14ETH(約660万円)で落札され全額PLASへ寄付されているのをご存じでしょうか。出品者、購入者、受贈者、全員の想いがブロックチェーンを通じて繋がる素晴らしい出来事でした。

特定非営利活動法人エイズ孤児支援NGO・PLAS(本社:東京都渋谷区、代表理事:門田瑠衣子、以下PLAS)は、2021年10月18日~24日の期間、NFT化されたデジタルアート作品をチャリティオークションとして出品し、収益が寄付される日本のNGO主催では初めてのNFTチャリティオークションプロジェクトを開催しました。第一回目はイケハヤ氏による日本を代表するコレクティブルNFT “CryptoNinja”より作品提供を受け、14ETH(約660万円)で関口メンディー氏によって落札されました。落札額は手数料等を除いて、全額PLASへ寄付されます。

value press
https://www.value-press.com/pressrelease/283324


NFTとチャリティーの可能性

PLASの活動に共感するNFTクリエイターも多く、2度にわたってチャリティーイベントが開催されています。
活動の趣旨に賛同した6人のクリエイター、Tigerclove氏、NIKO24氏、Etherwaifu氏、うじゅうな氏、おにぎりまん氏、Ame-chan氏が作品を提供しました。


大阪チャリティーマラソン

とても行動力のある門田さんですが、2023年2月26日に開催される『大阪マラソン2023』でチャリティーランナーとしても参加します。
走ることが苦手だ話す門田さんですが、チャリティランナーとしてアフリカの子どもたちの支援をしたいという熱い思いを胸に、2019年のフルマラソン初挑戦では見事完走しました。
3年ぶりとなる今回のチャレンジも成功をおさめ、子どもたちに勇気と元気を与えて欲しいですね。
共感される方はこちらまで。
500円から寄付できます。


門田さんから読者の方へ

いつも応援いただきありがとうございます。素敵なホルダーさんばかりで、NFTを通して素晴らしい出会いをたくさんいただきました。わたしのNFTコレクションを通してやさしいコミュニティがじんわりと広がっていくことを願っています!

(インタビューママ)

TwitterやVoicyでは、NGOの活動だけでなく、4児の母として家族を支える門田さんの配信を聴くことができます。


今後NGOとWeb3(NFT)はどのような展開を見せるでしょうか?

これからNGOやソーシャルセクター、チャリティの文脈で面白い活用事例がどんどん出てくるのではないかと期待しています。トレーサビリティがあること、市場規模が大きいこと、作り手・買い手・売り手の3者がハッピーな仕組みを作りやすいことなど、社会貢献とWeb3(NFT)はとても相性がいいと感じます!

(インタビューママ)

実際にNFTコレクションを運営しアフリカギルドを立ち上げ、子供たちの支援活動をしている門田さんの目には、最先端技術が織り成す明るい世界が映っているのだと思います。
現在の子供たちが大人になる頃には、DAOやメタバースで働く事が当たり前となっているでしょう。彼らの可能性に蓋をしないためにも、一番身近な親がこのような先端技術に触れ、受け入れる事で、ようやくその価値を評価し伝えることができます。


最後まで読んでいただきありがとうございました

私たちが出来ることは『知ること』。
そのキッカケをCrypto Beautifulは与えてくれました。
小さな支援が大きな輪となって子供たちの未来を輝かせることを信じています。

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