IVSインターン生からIVS LAUNCHPAD優勝までの軌跡
IVSインターンの面接で、17LIVEの青山オフィスではじめて島川さんと岡田さんにお会いしたのが忘れもしない2020年2月20日!まだピカピカの大学1年生でした。
オフィスの入り口についているAkerunを人生ではじめてみて、ホグワーツ魔法学校みたいだなと心底感動したのを強く覚えています。
あのときのAkerunに憧れがあったので、はじめて自分たちのオフィスを作ったきも、真っ先に玄関ドアにスマートロックをつけました。AkerunとQrioは予算オーバーだったのでセサミにしましたが、スマホで鍵を開ける体験は、イケイケなスタートアップという感じがして、今でも毎回鍵を開ける際はワクワクしています。
インターネットで調べている程度でしたがスタートアップには興味がある大学生だったので、IVSの存在についてはYouTubeやログミーの書き起こしなどでうっすらと知っていて、島川さんと初めてお会いする際、投資家でかつ、あのIVSの社長ということで、すごく年上な方かなというイメージを勝手に持っていたところ実際にお会いしてみると島川さんも岡田さんも若くて爽やかで、島川さんと岡田さんで、自分の中での「カッコよく働くスタートアップの人」像が形成されました。
その後急激にコロナが訪れてあろうことかそこから2年近く大学に通えなくなってしまうのですが、IVSにインターン生として採用して頂けていたので、あまり孤独を感じることなく大学生活を楽しめました。オンライン授業が発明される以前に自宅からZoomで島川さんや岡田さんとミーティングをして、タスクリストを作ってひとりで黙々と仕事を進めるのは、なんとなく未来の働き方をしているみたいで、イケてるなという感じがして、普通の大学生から少し生まれ変わったような気持ちでとてもワクワクしながら毎日働かせて頂いていました。本当にありがとうございます!
特に、最初はLAUNCHPADの運営や起業家の招待に関わる業務に携わらせて頂いていたので、起業家とお話しすることは多かったものの、大学生の自分にとってはとても遠い存在で、資金調達など夢、LAUNCHPAD登壇など夢のまた夢、といった感じでした。
そこから4年、自分がLAUNCHPADに登壇することになるとは、夢にも思っていませんでした。
振り返るとHeadlineを卒業したのが2021年の冬、Headline卒業と同時にシードラウンドの資金調達を行い、そこから約2年、売上や利益、少しずつ積み上がったトラクションなどを評価頂き、1億円の資金調達ラウンドがちょうどクローズしたタイミングでの今回のLAUNCHPAD登壇でした。
今回Headlineもラウンドに参加頂いており、卒業から2年の時を経てこのタイミングでご出資を頂けたことは古巣に2年間の頑張りを認められたようでとても嬉しかったです。
こういった経緯もあり、なんとか優勝してお世話になったIVSの人たちにカッコいいところを見せたい!という想いがありました。
LAUNCHPADに向けての事前準備
2020 Summer Onlineから2021 NASUまで、すべてのLAUNCHPADの予選審査から本選までずっと参加していたので、恐らく歴代の過去登壇者の中でも一番LAUNCHPADを研究している自負はありました。
どういったプレゼンが心を打ち、審査員から評価を受けるのか、島川さんや田中さん、川村さんの登壇者に対するフィードバックもずっと隣で聞いていたので、まずはそれを思い出しました。
ワンスライドワンセンテンス
臨場感や生々しさ
引き込まれる声や話し方
共感を生むエモーショナルさ
特に上記4つはよく仰っていたなと思います。
書類選考に通過したあたりからは、通勤中やお風呂の中など時間があるときはYouTubeに上がっている過去登壇者の動画を上記を意識して見るようにしていました。
特に参考にしたのは
ZVC投資先の先輩でもあるVALT JAPANさん
引き込まれる声や話し方
東大企業サークルTNKの先輩でもあるプライシングスタジオさん
終盤「TAMがでかいです!」に向けての疾走感
前回優勝者abaさん
臨場感や生々しさ
abaさんやPETOKOTOさんに触発されてトラックに乗って登場しようと本気で考えていたのですが、残念ながらこれは会場の構造的に難しそうでした。
本番に向けて準備したこと
セリフを暗記して審査員の方々と目を合わせながら語りかける
歴代登壇者のピッチを見ている中で、一番前に座っている審査員の方々としっかりと目を合わせて言葉を語りかけている登壇者が凄く良いなと思ったため、できる限りセリフを暗記するよう努めました。受験エリートで暗記は得意なため割とすんなり覚えられましたが、やはり本番は緊張が勝ってしまい、あとで自分の登壇動画を見てみると発表者ノートに置いていたスクリプトをガン見していてとても残念でした。
ビートシートメソッドを意識した構成
ピッチコンテストは今回が初めてだったので、プレゼンは全然得意ではなかったですが、営業はどの登壇者よりも場数をこなしている自信はあるため普段営業する際に意識していることをプレゼンにも取り入れました。
ベタですが、「大変だったが、頑張ることで達成できた」的な要素をたくさん取り入れることで、共感や愛着を持って頂けるよう努めました。
声の抑揚と間を大切にする
これはリハーサルの際に田中さん萩原さんに教えて頂いたのですが、常に大声だと逆に声の抑揚がなくなり、単調なプレゼンになってしまうようです。
抑揚のあるプレゼンになるよう、抑揚と間はステージ裏で100回くらい練習しました。これは割と本番でも意識できていたかなと思っています!
最後に
改めまして運営の皆さま、今回は貴重な機会を頂き誠にありがとうございました!また参加者の皆さま、審査員の皆さま、誠にありがとうございました。
日々の仕事の中でいわゆる「ITスタートアップ」を感じるキラキラなタイミングがたくさんあるかといったらそんなことはなく、毎日が泥臭いことの連続なのですが、ふと帰り道Luupで家に帰っているときに取引先のトラックとすれ違ったり、ドライバーダイレクト経由で転職したドライバーさんがオフィスに遊びにきてくれたり、このドライバー領域を選んで本当に良かったなと思う瞬間も多々あります。
こういったエモーショナルさを参加者の皆さんに共有することができたのが今回応募させて頂いて本当に良かったなと思っています。
また、事業をやっている中で、いつも株主や取引先、従業員の皆さんにゆるやかに応援して頂けているなという感覚はありますが、こういったピッチバトルという場で、木下さんや松山さん、内丸さんなど普段お世話になっている方々に前日や当日などに直接「応援しているよ」「おめでとう」と言って頂けたのもとても嬉しかったです。また、一部お取引先から反響があったのも嬉しかったです。
内容の薄いnoteになってしまいましたが、お世話になっている方々にこれからたくさんのよいご報告ができるよう、命懸けで頑張りますので、引き続き今後とも応援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます!
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