プロが考える「刺繍の技術力」を判断する方法
みなさん、こんにちは!
前回のプロシリーズ記事が好評だったので、今回は第3弾としてプロが考える「刺繍業者の技術力」を判断する方法を書いていこうと思います。
早速いきましょう!
判断する方法
刺繍業者によって技術力の差が出やすいのは、「コード刺繍・サガラ刺繍・スパンコール刺繡」などの特殊刺繍です!
特殊刺繍がどのようなモノかについては、最下部に分かりやすいサイトを載せておきますので、ご確認ください。
(自社サイトだけではなく、他社サイトも載せています。)
なぜなら、刺繍機械は毎日調整する必要があり、上糸・下糸を交換するだけでも機械の調子が変わってくる繊細な機械だからです。
上記のように繊細な機械のため、刺繍機械は毎日調整が必要です。
特殊刺繍は、特殊なアタッチメントをつける必要があるので、より調整が難しくなってきます。
技術力がない刺繍屋さんでは、調整が安定せず、刺繍作品の出来上がりにブレがあります。
特殊刺繍は複雑な工程を挟むので、ブレが出やすいのですが、技術力がある刺繍屋さんだと特殊刺繍でもブレが少なく安定しています。
刺繍機械の調整の仕方
そして、刺繍機械の調整は、どうしても長年の経験と知識が必要になります。
機械の調子は、糸の交換だけではなく、その日の天候や気温・湿度でも変わってくるからです。
同じように仕上げられるように、刺繍機械を調整することは難しいです。
糸を交換する度に同じように仕上がるように釜を調節したり、糸調子を調節したり、生地の張り具合を調節したり、データを調節したり、針の向きやビニールの貼り方など、臨機応変に対応していきます。
特殊刺繍になると、この調節を行う工程が増えるのでとても難しくなります。
プロの仕事
どんなに美しい刺繍を縫うことができても、その刺繍が一度だけ縫うことができなければ、それはプロの仕事ではありません。
刺繍作品を安定して提供できて、初めてプロになれると自負しております。
アートではなく、クラフトを生業としている私たちは、刺繍作品を毎回同じような仕上げることで、初めてプロの仕事になるのです。
今度機会があれば、コード刺繍・サガラ刺繍・スパンコール刺繍などの特殊刺繍をご覧いただく時には、一つだけではなく、複数を比較してみてください。
比較しても差が見受けれられない刺繍であれば、その刺繍を手がけた方は技術力あると思って間違いないです。
特殊刺繍の例
もし特殊刺繍の例を見たい方は、私たちのサイトで刺繍例を公開しておりますので、ご確認ください。
また、技術力のある刺繍・縫製業者をお探しの方は、ぜひ私たちまでお問い合わせください。小ロットでもお受けいたします。
ではまた!
刺繍・縫製・プリントのご依頼なら、川島エンブをご利用ください。創業60年の技術と最新機器を組み合わせて、刺繍・縫製・プリントのご依頼を承っております。
ご希望の素材や予算に合わせて、多種多様なご依頼に対応します。
お見積もりは無料となっておりますので、ぜひ一度お問い合わせください。
問い合わせページ
https://www.kawashima-emb.co.jp/contact
電話番号
0277-70-7627(対応時間:10:00〜17:00)
コード刺繍・サガラ刺繍・スパンコール刺繍例
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