強い人になる為の決意。

愛される、ってどんなのだろう。

私はまだ、学生の身であり世間一般では愛を享受している立場とも言える。

この頃は周りも愛を育むようになってきた。



小学校までは愛されてる感はあった記憶がある。

しかし、中学校に上がり学業の方面も、部活も忙しくなった事で体験的に感じる事は無くなってしまった。

言葉は無くとも、と当時は思っていたがそんな思いも時間と共に風化してしまい、潰えてしまった。

これが、俗に言う「親離れ」なのだろうか。奥底から侘しさが膨張する。




助けを求めようにも大人になる事を強要され、高いレベルを求められる。

誰もが誠実な対応を、と迫り無理矢理自立を促す。

確かに、自立すべきである事は分かっている。

現に自分としても自立したいと願う気持ちはあり、一生懸命頼らずに頑張ろうと必死に踠いているつもりだ。

それでも尚、ステージは用意されてゴールが見えない。




それは愛も同じようで、なんだか素っ気ない。

周りに愛を縋ってもすぐには穴を十分に埋めてくれるような、”王子様”に出逢う筈はない。

“王子様”に何か打開を求めるわけでも無く、私はいつも何かに依存してしまう自分が一番嫌いだ。

例えば、エルサの様な特別な能力があれば良いのだがそんな力を持っているはずは無く。

だが、私は一人で生きていけるような強さが欲しい。

これからの世の中を生き抜く為にも、自分を守る鎧が欲しい。

だから、私は”メリダ”になりたい。


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