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テナーもんら三大が、さ 〜甦るホセ、プラシド、ルチアーノ!!!

 ETVに『ららら♪クラシック』という良番組があってクラシックも好きな俺は毎週録画しているんだけど、先週の放送が、
「3大テノールの世界〜心に響く歌声の秘密〜」
 というもので、その録画を昨夜観た。

 言うまでもなく3大テノールとは、
◆ホセ・カレーラス
◆プラシド・ドミンゴ
◆ルチアーノ・パヴァロッティ(故人)

 の超一流の3人のオペラ歌手を指し、1990年のサッカーW杯イタリア大会の前夜祭を嚆矢としてパヴァロッティが鬼籍に入るまで日本も含む各国・各地で開催された、イベント・コンサートの呼称でもある。

 いわゆる「夢のきょうえん(共演/競演/饗宴)」というやつなわけだが、このイベントの最も意義深いところは、超一流のオペラ歌手たちがオペラやクラシックの歌曲ばかりではなく、時にナポリ民謡、時にシャンソン、時にジャズ、時にミュージカル・ナンバー、時にポップス、時にロックといった、ポピュラー音楽たちまでもその美声で歌いあげたということだ。

 このことは上記「ららら♪クラシック」の中でもしっかり紹介されていたのだが、ことに我ら浪漫社にとって最も泣けたのはニューヨークでの公演で、おそらくは招待されいみじくもそのすぐあとに亡くなったジーン・ケリーやフランク・シナトラを前にして、『雨に唄えば』や『マイ・ウェイ』を歌い上げたことだ。
 これをジャンルを超えた〝芸術への敬意〟と言わずしてなんと言おう。

 さてところでなのだが、どうして「ららら♪クラシック」が3大テノールを取り上げたのかと思っていたら、今、
『甦る三大テノール 永遠の歌声』
 というドキュメンタリー映画が公開中であることを知った。いやー、これは寡聞にして盲点だった。

 いやもうこれは、絶対に観ないと死んでしまう!!!

 もちろんこのロードショー公開中に行きたいのも山々だが、仮にそれを逃したとしても少し前の日記で紹介した立川「シネマシティ」での「爆音上映」や「極音上映」で観られればいいと思う。むしろ。

 というわけで今回の日記は、俺の変名の一つ「ホセ・カレーライス」としてお届けいたしました(笑)

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