マーベル作品にハマっていくさま(2)


 何ということだろう。


 あんなにいやだと思っていた「アベンジャーズ インフィニティーウォー」で頭がいっぱいだ。他に考えなくちゃいけないこともそれなりにあるんだけど、書かないと私はこの気持ちから抜け出せないようだ。

 映画でしんどいことが苦手な私は、観る前にネタバレを読んでいた。それでも絶望した。だって、そんなやり方だとは。こんな気分になるとは。の連続だったからだ。観終わった直後は「こんな気分になるくらいなら、もう観たくない」とすら思った。こんな展開だったら、2年後の「ガーディアンズオブギャラクシー3」はどうなるのか(※これを書いたのは、2018年4月のことです)。どのように楽しめるのか。

 そうやって私はパンフレットで、自分が気になったところを読み込み、自分の印象に残ったシーンを回想し、何故印象に残ったのかを書いて表現し、疑問を率直に書くことで、希望につなげていった。なんでこんな、自分で自分のカウンセリングみたいなことをやっているのか。

 でもこの絶望感を受け入れられず、感情が気持ち悪いままにしたくないもので。
 ネットも色々読んでみた。その中に一つ、「確かに」と気になったシーンが新たに思い起こされた。
 それは、ブラックパンサーの妹、シュリがインフィニティーストーンの一つ、マインドストーンをヴィジョンから取り出そうとしている時に、その作業の終盤と思えるところで敵に見つかり、闘うのだが、闘う直前に素早くホログラムをいじっているシーンがある。ササッといじってササッとしまう。もちろん何かはわからないし関係ないかもしれないけれど。あの直後、闘っている彼女を見て「この子も強いのか」と、そちらの方に気を取られていたので、しばらく忘れていた。でも確かに記憶に残ってはいる。あのシーンを、私は何かしら希望として覚えていよう!


 今回のアベンジャーズは、4への流れの一つとして、前編と言われているようだから、いくら「ただの希望」とは言っても、何らかの伏線があちこちに散らばっていることは間違いない。

 アベンジャーズシリーズについて言えば、私は「1」も「2」も知らない。出てくるヒーローたちについて言えば「アイアンマン」「ハルク」「スパイダーマン」「マイティーソー」「キャプテンアメリカ」「アントマン」「ドクターストレンジ」「ブラックパンサー」(何か書き逃しているかも)、など相当多くの作品があるそうだが、「ガーディアンズオブギャラクシー」以外は観たことがない。(※これは2018年4月に書いたものです)もし観ていたら、今回の「アベンジャーズ」はもっと楽しめるはずだ。今までのヒーローたちが集結しているのだから、ここまでに至った経緯、彼らの関係性、ストーンを含め何を守ってきたか、どういう強さか、あらゆることがわかって、もっと面白いだろう。でも観返してみようかという気持ちにはまだならない。(※しつこいですが、これは2018年4月に書いたものです)

 ただこれからのことには気持ちが変化し始めていて、夏に公開される「アントマン」の続編、来年公開されると言われている「キャプテンマーベル」を観たいと思っている。その後に公開される「アベンジャーズ4」につながるからだ。その辺りをバラバラのものにせず、つじつまをあわせていくのが、このマーベル作品の策略であり、面白いところなのだ。ただ単に「1」から始まって順番に続いていくのではない。あらゆるマーベルのヒーローたちが、集まった時の作品と関係している。
 この夏公開の「アントマン」の続編も然り。こういったことがすべて次の「アベンジャーズ」につながっていくかと思うと、一つ一つを観ることが希望となるのだ。

 ああそれにしても「苦手だ」と言っていたマーベル作品にこんなにハマるなんて、本当に製作者側の思うつぼだ! 自分に少し呆れつつ、好奇心が止まらない自分の気持ちをほんの少し愛おしく思い、彼らの術中にハマったことを面白がってもいる。

#アベンジャーズ  インフィニティーウォー #映画 #MCU

読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。