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だいぶ吹っ切れて…これからも

 いやあ。
 ちょっと満喫してしまいました。

 先週、喪失感が辛いと訴えた。この先を思うと、勝手に喪失感を想像してしまい、虚しくなるとも。

 色んな記事を目にすると、それもしんどい気持ちに思える。こういう風に、自分の気持ちに敏感過ぎる時って、皆さんの記事の行間も深読みし過ぎて(それがその方の心の内かどうか真実はわからないにしても)ヘトヘトになる。
 自分が以前書いていたような内容や言い回しを目にしても、心に波風立ちくたびれる。

 一つだけじゃないんだろう。色んな理由でくたびれ過ぎちゃった。

 もう好きに書いたものを好きに載せさせてもらう! と思ったら、心象風景となる詩や、大好きな映画についての記事ばかりになった。普段は「ほかの方たちにとっては、つまらないかなあ」と思って小出しにしているけど、もう構わない。

 構わないと思ったら、気にしないようにしていた「数」も、心がけなくても気にならなくなってきた。だって「読まれる」より「書きたい気持ち」を優先させるわけで。読まれることは頭の隅に置いておかなくてはいけないから、おざなりに書くつもりもなく、読みやすい文にしようとは思う。気を付けるけど、読んで「もらう」のを優先順位高くしなくて良いんだと思えるようになった。

 タイミングが合ったのだろう。
 多くの人の言葉が耳に入り、目に入ってきた。

 中でも3人。

 黒柳徹子さんの言葉を聞いた。「本当に好きでやりたいことなら、人の評判を気にしないことです。なかなか上手にならなくても、人がどう言おうとも、ただずっと続けるのが大切なんじゃないでしょうか」といったような内容。私はそう解釈した。

 もうひとかたは、森の声さん。多くの皆さんを気に入っているのであまり特定の方について書かないようにしているのだけど。ながらくフォローしていて。
 以前も書いたことがあるけど、好きな絵を描く方はnoteの中で何人もいる。記事を度々更新されている方で、関心を持つ内容だなと思うとフォローさせていただいている。
 プロを含めイラストを描く方たち。
 ヘッダーに載せさせてくれるイラストを描く方たち。
 日常の夫婦や家族の風景を漫画にして描く方たち。
 絵を上達させたいと挑戦する方たち。
 皆さん可愛かったり上手だったり楽しかったり。絵を描くことについてはまた私も書きたいことがあるのだけど、そのうちに。

 そして森の声さんの絵もとても好きなのだ。 
 こんな色の合わせ方で、こんな色の出し方で、こんな風に景色や鳥の絵が描けたらなあと思う。
 度々noteで、その作品や漫画を目にできたら嬉しいのだけと、彼にも生活があり、そして持病があって時々入院する。
 淡々と記事を更新している彼が(実際には体調と、はやる気持ちとの闘いがあると想像しますが)どうかお元気でと願う。彼の絵が見たければ、まずは健康でいていただかないといけない。

 先日も事後報告だったけど、入院されたと知って、改めて彼の作品を見返していた。
 さかのぼっていると、やはりnoteからいなくなる人たちへの思いが書かれていて。


 長く続けていると、どうしてもこの感情からは逃れられないものなんだなと思い知る。


 さらに母と話していて、大切な言葉をもらった。
 母は私みたいに、グルグルとは考えないタイプ。物事を単純に捉えようとし、それを心がけてさえいる。私は深く考えたい方だから、その部分では正反対だし、互いに自分のそれは譲らない。
 時には対立してしまう考え方だけど、母の言葉は、もう這い上がれないほどに落ち込み苦しむ私の助けになることもある。

 先日、「やらなければならないのではと自分で思っていること」「やりたくないこと」「やりたいこと」をそれぞれ話した。
 自分でわかってはいるけど、やっぱり逃げてはいけないのでは。乗りかかった船。やらなければならないのでは。
 葛藤を話すと「かせみももう50なのよ。やりたくないことをいつまでも苦しみながら続けなくて良いよ。やりたいことをやってみて、やめたくなったらやめたら良い。いつまでも時間は無限にあるわけじゃないんだから」と言われた。

 もちろん生活の上でやらなければならないことやこの先どうしても逃れられないことはあるだろう。それはその時の問題。今だってやりたい放題に暮らしているわけでもないわけで。ただ、それ以外で自分を縛る必要なんてないんだよ、と母に教えられた。

 そんな先週。
 順序はバラバラだけど。
 何だか吹っ切れた。

 どう思われても良いやと詩を載せ、映画についてを載せた。
 すごく楽しかった。好きなように書いて気が済むように載せると、気分が晴れた。
 今後、気持ちが疲れてきたら、こんな風に好きなことだけを載せ続ける日もあるだろう。
 人がどんな風に思っても、書いているのが好きなら私は続けよう。

 好きに過ごしたら、書きたいことがまたあふれ始めている。
 こぼれそうな感情をすくうために、思いを書くだろう。
 この歳でしか書けないことだって、たくさんある。


 私は今、少し自由だ。


#エッセイ #心境 #note #吹っ切れる #自由

読んでいただいて、ありがとうございます! 心に残る記事をまた書きたいです。