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大切な友達たちの話

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幼少期から今まで、そしてこれからの友達について 私自身の「友達」に対する考え方、 息子を通じて考えた友達について、など。 友情は愛だと思っています
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#コミュニケーション

会ってから名残まで楽しい彼女

 しょっちゅうではないけど、時々そうするように、カフェにパソコンを持ち込み、1~2時間ほど集中する。田舎は基本的にいつでも混んでいないから、気を使わなくて良い。  席につこうとしたら、すぐ横にあるついたてにパソコンの入っているカバンをぶつけてしまった。  ゴゴン! と音がしちゃったので、ついたてをはさんで、すぐとなりに座っていた人に「すみません」とあやまる。  その人が「なに?」みたいな顔でこちらを見ている。  なに。みたいな顔してなに? めっちゃ見てくるやん。とついたて越

物の見方やお互いの環境がちがっても話せると良いな

 中学や高校の友達って一生続くよとか言われる。  大事な思春期を共に過ごしたから?  なんでなんだろう。  何十年も経ってからうまくいかなくなった友達もたくさんいる。周りでも「高校生までの友達で今も続いている人なんていない」って人、けっこういる。  私にはそういった友達がぽつらぽつらいるけれど、ずっと「気を使わなくて良くてラクだから」「何でも話せるから」と思っていた。  だけど50歳過ぎた今、多くの面で考え方や環境が似ているのは、大人になってからできた友達。大人になってから