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親子のこと

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親のこと、子供のこと、その関係についての考察や自分の思い出話、などなど家族に関することなら何でも ※映画の感想については含めません
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2019年7月の記事一覧

絵が下手だって、楽しく描けたら良い

 noteをあげる時、フォトギャラリーからのイラストや写真選びに、とても時間がかかる時がある。夕方の日差しでnoteを書いて、さあ後はフォトギャラリー、となってから気がつけば暗がりの中、必死で探している。  イメージを検索するようになってからは、以前より、さっさと選べるようになったけど、それでも「決まらない~!」と疲れる日がなくもない。  たけのこさんの「写真から書いてみよう」を読んで、なにそれすごく楽しいアイディア! 面白い。と思った。毎日書き続けたからこそ浮かんだアイディ

一人っ子はかわいそうなの?

 「一人っ子」に偏見とか先入観とかありますか? 私はありました。  友人で、我が強くて、割とどうでも良いことで譲らないところがあると「一人っ子だからなあ」とか思ってしまっていた。  でも息子は一人っ子だ。  自己主張や自分の考えはしっかりあるし、心に持っている強いものも感じるけど、あまり我が強くない。どうでも良いことで譲らないなんてこともない。あれはあの子の性格だったんだ、私の偏見だったんだ、と気づく。    息子は、結婚してから6年目でようやく授かった子。不妊治療にも片

人んちの子供の感性も可愛い

 人の子育てを読むのは、気軽によその家庭をのぞける興味本位な面白さがあるのだろうか。そこには笑えるものや、苦労を感じさせるもの、気持ちを揺さぶり涙を誘うもの、親の思いを感じる時もある。中でも特に、子供の思いや成長を感じると、読んでいて心を揺さぶられてしまう。可愛いものも微笑ましくてキュンとくる。  でも幼少期の子育ては特に、キレイごとじゃないしんどい日常で、「もう勘弁してよ」が私にはあった。その中で感じる一瞬の喜びだとか感心だとか面白いとかに、幸せを感じて笑っていたりする。

母にとっての洋裁

 祖母が今年、大たい骨を骨折して入院した。    母は長女のプレッシャーなど色々な理由が重なって、早いうちに祖父母と同居を始めていた。私が中学一年生の頃。  祖母は、戦争に入る時期なども関係して、20歳で結婚している。だから、私たちが同居を始めた頃も、まだまだ若かった。もちろん母も。それからも、いやそれまでも母は、自分の両親である私の祖父母にずいぶん振り回されていた。気持ちが特に。  30代になった私に、遅い反抗期が来て、私が親子関係を勉強したり家族関係の本を読みあさった