【かるた】う/嬉しがる

【う】
ウシシシ　うしがうっとり　うれしがる

〈好き嫌いと離乳食の思い出〉

牛を描いておいてなんなのですが小さい人は牛乳が苦手なようでコップに半分ほど入れても残される場合が多い。
そしてクリームシチューも同じくあまり好きではないらしい。夫の好物なのに。

小さい人が生後1ヶ月か2ヶ月かひどい乳児湿疹で顔が赤くパンパンに腫れていた事がある。
産院の方針で粉ミルクと混合で始まった小さい人のミルクライフはいつの間にか母乳しか飲まなくなっていたので、母乳製造機の自分の食生活もやや神経質になっていった。

それは離乳食が始まっても同じで、はじめて食べるものは平日の午前中、病院が開いている時間にひとさじからを守り、それはそれは慎重に進めていた。

といっても小さい人は結構なんでも食べてくれたので食べ始めたらなんでもあげていた気がする。ときどきじんましんを出しながら、、。

でも、そうするうちに「ジャガイモはあまり食べない」とか「緑の葉物野菜は残されがち」という傾向がみえてくる。

はじめはなんで食べてくれないのかと色々考えて味付けを変えたり調理法を調べたりしてみたものの、母乳も飲んでいるし栄養自体は足りてるはずと悩んだ末に諦めた。
そしたらしばらくしたらジャガイモを食べるようになった。無理に食べさせていたらまたじんましんが出ていたかもしれない。

「あぁまだ心も体も食べる準備が出来てなかったんだなぁ」

と思う事にしたら食べないことが気にならなくなった。

だから今は牛乳とクリームシチューが苦手でもいつか食べる準備が出来て美味しく食べられるようになったら良いなぁと今は気長に思っている。

でも、できればそれが小学校に上がる前だと良いなぁ、、と給食で苦労した母は思うのです。