映画メモ
サボっちゃった。最後の更新から30本くらい観ました。特に好きだったものピックアップ。
『家からの手紙』(1976,ベルギー・フランス)
アケルマン特集で。上京先のニューヨークの映像に、母からの手紙の内容がナレーションで流れてくる。お母さんが心配してくる手紙が鬱陶しくもあり、恋しくもあり……。
『ロリエ・ゴドローと、あの夜のこと』(2022,カナダ)
スターチャンネル配信の1話1時間・全5話のドラマ。尺の使い方が上手い。最近の3時間くらいある映画、もうドラマにしてくれないかなーという欲求を見事に満たしてくれた。久々の帰郷、気まずい家族、恋愛関係に絡むサスペンス…と今までのグザヴィエ・ドラン作品の要素よくばりセット。
『小説家の映画』(2022,韓国)
だらっと飲んで会話するいつものホン・サンスに、小説家の女性主人公。創作するエネルギーに一番必要なのはコミュニケーションだよと静かに突き付けられる。
『インフル病みのペトロフ家』(2021,ロシア・フランス・スイス・ドイツ)
コロナ治りかけの時に観た。奇天烈な作品を「高熱の時に見る悪夢」とよく言うが、本作では本当に高熱が出て悪夢を見ている。わけのわからない夢が舞台の作品のいいところは、現実のハッピーエンドみたいなものを押し付けてこないところだなと思う。ゼロ年代のロシアとソ連時代のノスタルジックな雰囲気もいい。
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