新卒Webエンジニアとして内定を得る可能性を上げるには

こんにちは、そろそろ21卒となる方々が就職しはじめる時期ですね。というわけで今回はどうすれば新卒Webエンジニアとして内定を得る可能性を上げられるのかを個人的な主観でお伝えします。この記事で書いた内容を「もうやってるよ」「知ってるよ」という方も多くいるかと思いますが、それはあなたが素晴らしいエンジニアの雛だということで。また、志望動機といったエンジニアリングと関係ない部分は説明を省かせていただきます。

自己紹介

私は19年卒として株式会社ラクーンホールディングスという会社で働いています。主に大規模ECサイトの改修とマイクロサービスの開発とかをやっています。就活生だった頃は地元の栃木県と東京を往復しまくって落ちたり内定をいただいたりしていました。最近は21卒の方と面談をさせていただいたりしてます。

内定を得る確率を上げる方法

結論から言うとエンジニアとして自走できると示すことが内定を得る確率を上げる最適な方法だと私は考えました。ここでいう自走できるエンジニアというのは自己学習能力があり自分の考えを持って問題提議や、その解決が行える人のことです。ただ上記の能力を面接だけで判断するのはなかなか難しいです。最近面接官の方は就活生がプライベートで作成したアプリやサービス(以下成果物)を見ることが多く、その人がどのようなコードを書いて何故この成果物作ったのかというところから自走力を判断している気がします。

成果物から判断できること

成果物から見ることができるのは以下の内容であり、志望する企業におけるこれらの項目の基準を満たせばエンジニアリング面の採用基準も満たせるはずです。
・技術に対する興味、関心
・コーディング力
・要件定義力
・設計力
・技術のキャッチアップ力
・エンジニアとしての基礎知識
・口頭でのアウトプット力
上記の内容はエンジニアとして業務を行う上で非常に重要なものだと思います。そして企業は単純にコードを見るだけでなく成果物に対する質問を通してこれらの内容を確認します。とはいえこれらが職業エンジニアレベルである必要は無いです。(もちろん企業によっては職業エンジニアレベルを求めているところもあります)。就活生側も上記の知識量、力量をうまく伝えることができるとミスマッチが減少し内定も得やすくなります。

自分の知識量、力量を相手に伝える

自分の力量を相手に伝えるときは自分が作った成果物もしくは何らかの形式でのアウトプット(qiitaの記事とか)を軸にお話するといいでしょう。

たとえば自分の技術に対する興味、関心を伝えるには成果物に「何故この言語・フレームワークを選んだのか」や「何故このアーキテクチャを選んだのか」などを、自分の言葉で話せるとよいかと思います。もしあなたがなんとなくRailsを使ったアプリを作ったとしてもその「なんとなく」を掘り下げて考えてみましょう。きっと「初心者が学習しやすいから」とか「調べたら流行っていると知ったから」などの理由が出てくるはずです。

面接や面談の主役は就活生側ですが自分から無理に話を振らなくても、面接官がいい感じに質問を振ってくれます。なので焦らず落ち着いて話すのが良いでしょう。また再度いいますがすべての知識量、力量が長けている必要はないです。

自分の知識量、力量が足りないと感じたら

この記事を読んだ後もしくは面接を受けて「なんか感触悪かったな」と感じた後に自分の知識量、力量が足りないと感じたらどうすればよいのでしょうか。答えは簡単で自分の興味があることを勉強するのがよいでしょう。
内定を貰うために勉強するというのもモチベーションが上がりませんし、企業とのミスマッチがあったときにメンタルに来るものがあるのでおすすめしません。

まぁなかなか勉強って進まないんですよね。TwitterとかYouTube見ちゃいますよね!そういう方は学習プロセスの習慣づけを行うとよいでしょう。技術書を見たりコーディング画面を開くことを1秒でもいいので、ほぼ毎日行うことで技術書を見る、コーディング画面を開くということが習慣化し勉強への抵抗がなくなると思います。

つらつらと書いたけど

就活って難しいですよね。試験の結果を見るたびに一喜一憂するかと思います。ただ、頑張って自分の志望した会社に入社したらきっと刺激的な社会人生活が待っていると思いますのでぜひ頑張ってください!

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