#1家出開始/1500円と煙草と1ヶ月で止まる携帯を持って7年間家出したらプチスラム生活だったお話

20歳の夏に家出を決意しました。

遅っ。
と思われた方はもう少しだけ読んでから結論付けて下さい。

ここではざっくり書きますが、
親が離婚して再婚したら再婚相手が暴力団関連でして、中学頃から勿論非行に走るというか走らされるという感じでした。
で、やりたい事があったので専門学校に自費で（アルバイトで貯めた自費なのに何故か頭を下げて）行かせてもらいましたが一年で意味ないから辞めろと強制的に学校を退学させられ、その父親が経営していたハウスクリーニングとは名ばかりの素人清掃業を強制的にやらされて、2年間無給料かつ叱責、暴力とこれまたよくあるパターンでした。
極め付けは母親としょっちゅう喧嘩をしては物が壊れ壁が壊れ家が滅茶苦茶になり、リビングにてホースを繋げて母親にかけまくっている時もあれば、まな板と包丁を用意して母親の小指を切ろうとしているのを兄と泣く泣く止めた事もありました。
あと、これは当時は何とも思っておりませんでしたが今考えるとおかしな事で、常に全く知らない家出している不良が2・3人、男女問わず代わる代わる家に住んでおり（合計9人程）、私のベッドで寝ているから私は友人の家に泊まるのもしょっちゅうでした。
私の私物は勿論盗まれる使われる壊されるでしたが当時はさほど気にもしてませんでした。
（それよりも酷い事が多すぎたのでたぶん気にもならなかったのかと）