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一平氏の賭博スキャンダル 考えさせられた話

MLB開幕からの衝撃的なニュースが駆け巡った。
一平氏の違法賭博スキャンダル。とうとう全容が明らかになった。大谷選手は会見した言葉通りの潔白であった。やはり日本人として信じてはいたが本当の事は素人ではわからない。捜査によって明らかになるだろうと思っていた。本人加担説や一平氏への責任のなすりつけ疑惑など、本人に日米疑惑の目が向けられていた。
アメリカでは弁護士の力によっては結果が変わったりするので心配していた。たしかずいぶん昔のニュースで、電子レンジに猫を入れてチンをしてしまい、その電子レンジメーカーに注意書きが記載されていなかったと訴え、認められて会社が多額の損害賠償を支払ったという。日本では考えられない裁判で、これを認められる社会なのかとびっくりした事があり、アメリカは訴訟大国で裁判は弁護士のレベルで容易に判決は覆される場合もあると、
怖いと思った。
本人もおろか日本中も一平氏を信用していた。大谷選手には一平さんがいるから新天地でも大丈夫だろうと。そんな一平氏が一番やっていけない事をやった。世界のスーパースターの大谷選手の専属通訳兼マネージャー、一緒にいる事によりⅤIP対応、プライベートジェットやファーストクラス移動、年収もそこそこもらっていただろう。そんな現状に満足出来ず、欲にまみれ自分の財布のように食い物にしていた。

あんなに野球一筋でピュアで無邪気な才能ある若者をこうも苦しめるとは。自分の顔を世界に知れているのでそんな悪い事をできないと思うが、やはり依存症は本当に怖いものだ。

この事件のおかげでギャンブル依存症について考えるきっかけになった。
ギャンブル依存症は自分だけで完結するわけでもなく、ギャンブルをする為に家族や知人も欺き、嘘も平気でつくという。借金する事に罪悪感もない。とにかく周りに悪い影響を与え続け、行きつく先は自己破産や家族との絶縁など悲惨な末路になる事が多い。

彼にはこれからも、悪い輩がわんさか寄ってくるだろう、家族しか信用出来ないと思うが、信用している家族や親戚でさえも彼のお金に群がるかもしれない。高額収入過ぎてお金持ちの域を超えすぎており、ただ純粋に野球がやりたい、勝ちたい、家族と平穏に暮らしたいという彼の望みが叶うの一体いつになるのか…
人生とは幸せになったと思ったら、苦難の連続なのだ。

彼の人生はまるで1本の映画のようだ。
はたしてどんなエンディングになるだろうか。


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