見出し画像

四万十川こてんぱん

川村一成本文


まえがき
20年前、NPO法人RIVERの最初の取り組みは『水』の本を作ることでした。時代の本質を知らなければ、地域は生きていけないと思ったからです。あれから時代はどう変わったのか?このたび『川』という本を作りました。32人、各界の方々に原稿をいただき、これから先も四万十川の流域で暮らしていく私たちの「道しるべ」としたいと思います。
執筆者のプロフィールはRIVER編集部が制作させていただきました。私たちも、参加させていただきたかったのです。失礼な言い回しがあるかもしれませんが、おゆるしください。

執筆者プロフィール

川村一成プロフィール


有料部分で「四万十川こてんぱん」の全文が読めます。


四万十川こてんぱん

川村一成

 四万十川が好きだ。特に中流域が好きだ。

 春が良い。

 フキ、イタドリ、ゼンマイ、ウド、タラノメ、タケノコ。めったに人がいないから採り放題。地元の人はどれだけ値打ちがあるのか気づいていない。実にありがたい。

ここから先は

1,938字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?