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青スターティングブロックに苦しめられた2連戦

こんにちは、お久しぶりの投稿になりました。
Gollirabアスリートの川西です。
tiktokに手を出してから、noteの存在を完全に忘れていました。
そんな川西ですが、最後までお付き合いください。

南部記念から5週間の練習を順調に積み、ベスト更新に挑んだ福井ANG(アスリートナイトゲームズ)でした。

福井ANGは比較的好条件で走れる事が約束されているはずの試合だと位置付けているので、ベストタイムの更新をしたい川西にとって出ておきたい試合です。

好条件で走れる事が約束されているはずの福井ANGに万全に挑めるように5週間の練習をしました。

Q.)5週間どんな練習をしたの? 
A.)プチ冬季=しんどいやつ
プチ冬季とは言っても、とりあえずは普段から行ってきてるメニューの継続です。全てのメニューを少しずつ増やし身体にかかる負荷を4週間上げ続けました。ラスト1週間は疲れを抜きながらも最大スピードを求める練習にしました。
今回の練習期間は、競技場の利用があまり出来なくて、コンクリートの上で半分以上走りました。(コンクリートとアスファルトどっちか分からないのでコンクリートとしておきます)
1番キツかったのは、走る前に行っているスプリントドリルの本数を倍にしたことでした。

ウェイトは上半身のみ(胸肩背中)で、こちらは5週間常にMAXを更新できるように高質力のメニューを繰り返しました。ルールは潰れてもいいから1set目より2set目の重量を1kgでも上げる事です。例)ベンチプレス 1set目85×5 2set目90×3 こんな感じです。

この5週間で肩は少しだけ大きくなったように感じました。肩を大きくした理由は股関節周りの大きさと肩の大きさがアンバランスだと腕をまっすぐ振れないと聞いたためです。腕振りに関係してくる=スピードを出す為に必要だと思いながら取り組みました。確かに、海外のトップ選手で肩が細い人見た事ないかもと、やる以外の選択肢はないなと思いました!←海外のトップ選手はどこも細くないんですけど!

今回の調整は5週間と練習をしっかり詰めたので疲労を抜くだけでかなりシンプルでした。

福井AMG調整の流れ

振り返ってみると、全然練習やってませんね笑
走れなかったらどうしようの不安感は皆無で、むしろ疲労抜けなかったらどうしようの不安感の方しかありませんでした。←こんだけ休んだら疲労抜けるやろ

前日刺激は、スタンディングの4点スタートからと試合と同じ形式のSDと2種類しました。

僕的には、試合と同じ形式のブロックからだけでいいんじゃないの?と思っていましたが、コーチにスタンディングで乗せまでの感覚を確かめとけと言われ、なるほどなあと思いながらすぐに実行しました。敵いませんね。

福井ANGには、予備予選・予選・決勝と2日ありました。僕は予備予選からのスタートだったので2日に分けて最高3本という内容でした。ベスト更新を予備予選から目指して、本数は気にせずに行こうと決めていたので初日から全力でした。

3レーン 黒ユニフォーム

予備予選は2022シーズンベストの10.35 +1.4でした。
スタートしっくりきてないけど、まあこんなもんやなと思いながらゴール後振り返っていました。ただ1つ言いたいのは風の表記+1.4やけど、こんなに風吹いてないと思うで!と1つ言わせてください。吹き流し、ほぼ動いてないやん。まあ公認記録やからなんでもいいですけど。

5分頃〜 7レーン

次の日の予選は、10.65 +1.1と2022シーズンワースト2でした。は?って感じのレースをしました。
セットでお尻を上げて、両足の踵をブロックにつけてスタートするタイプの川西なんですが、後ろ脚が届いていませんでした。めちゃくちゃ集中しているので、少しの事でも気づきます。後ろ脚届いてへんやんと思った次の瞬間、号砲がなり終わりました。ゴールしてないのに100mレースが終わる(スタート下手なだけ)何回も体験してきましたが、今回はスタートで1歩目が地面に着く前に終わりました。今年から出てきた青色のNishiさんのブロックまじで難しいです。練習したいけど、試合でしか出てこないし、、、前日練習でも出てこない。次、同じ失敗をしなければいいかとすぐに切り替えれるタイプなので自分の性格には助けられています。ありがとねえ。

丁度、1週間後に富士北麓でレースがありましたのでこちらにも出場しました。エントリー時の目標は、ベスト更新でしたが福井ANGの結果で青いブロックでのスタート練習にすぐ切り替わりました。

福井ANGの疲労を抜いて、疲弊した身体で挑む富士北麓ワールドトライアル2022。27日にレースだったので、頭の中で試合までのメニューを組み立てました。とりあえず、2日オフして長い距離走って、SDしてウェイトして休んで、移動の日に前日刺激としてスプリントドリルして試合こんな感じでした。

メニューと身体の感じがマッチしていて、いい具合に調整出来ました。長年競技をしている経験なのか、成長しているのか、割と凄かったなと思ってます。

富士北麓は富士山の麓という事で標高が高く記録が出やすいと聞いたので、エントリーしました。とにかく、記録を出したい。
標高が高すぎると高山記録になるとかなんとかも聞きましたが、基準は満たしていて正式記録になるので、インチキ記録じゃないと言い張ります!

しかし、片頭痛・偏頭痛(どっちか分からない)持ちの川西。気圧とか空気の濃度とかが少し違ったのかな?分からないですが、こめかみの所がギュッとなりました。
いけると思っていたのですが、富士北麓との相性は少し悪かったです。笑

第一レース1:35:00  第二レース 5:18:20〜

結果は第一レース 10.40 +0.0
第二レース10.57 -1.1でした。
ベスト更新ならずでした。

福井ANG、富士北麓ワールドトライアルと身体の調子は良かったと思います。何がダメなのか、考えずとも答えは僕の中で出てました100mの上手さです。つまりは、自分の能力を100mで出せてないんです。そら速くないわなって感じです。納得できます。
逆説を唱えると、まだ自分の能力を100mで出しきれていない。つまりは、伸び代しかないということです。
僕自身が1番そう感じてるのですが、周りにいてくれるコーチや兄弟子にも良く出し惜しみをするなと言われる理由がハッキリと分かったと思います。

100mを何年してるねんと僕も思いますが、少しずつ進歩して自分の100mの形を作り上げてはこれているのかなと思います。
僕が学生で陸上を辞めなかった理由がここにもあるのかも知れないです。

そして、第二レースは1歩目2歩目でカクカクしました。
力が入らなかった感じです。それでも走るのを辞めるのは勿体無いないと思い最後まで走りました。
オーバーヒートしたのかなという感じでした。
怪我はしていなかったのですが、2連戦でオーバーヒートは中々に脆い身体をしてますね。
富士北麓からの帰りの新幹線で、発熱しました。
これがオーバーヒートの代償かと思いながらフラフラで帰宅しました。
今年からほとんどの試合を、日本グランプリシリーズ・日本選手権・実業団と、学生の頃だと考えれない格上のステージで走り続けてるので疲労困憊だったのかも知れません。ただ、競技者としてステージを1つ上げれている実感があるのは成長です。
その上、毎試合ベスト更新は求めすぎなのかもしれません。

9月に岐阜で行われる、全日本実業団を今年のシーズンラストにしようと決断しました。
もちろん、全日本実業団に挑むにあたりベスト更新を目指して練習を積みます。たぶんまた、オーバーヒートするかと思います。シーズンラストなので怪我しなければなんでもokです!
全日本実業団の目標はベスト更新です。
数字で言うと10秒2台です。
今年の100mは記録ラッシュで、僕の今の10秒32だと来年の色んな試合のエントリーに支障が出そうなのでなんとしても10秒2台を出したいと思います!

次戦、全日本実業団で今シーズンラストになりますが、応援よろしくお願いします!!

ここまで拝読して頂きありがとうございました!!

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ありがとうございました!!

Gollirab 川西 裕太

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