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広州・深センで DiDi 滴滴出行(中国版Uber)が安くて便利だった

今回 2018/05 出張では、何度かタクシーも使いましたが、もっぱら滴滴を使っていました。どちらも日本のタクシーより数分の1の安さなので、気軽に使えます。支払いは支付宝 Alipay・微信 WeChat Pay を使いました。金額だけなら、地下鉄の方がさらに安いものの、駅が巨大すぎて時間がかかるので、滴滴を使った方が時間を有効に使えます。

便利な点:
◯ 乗車前にアプリ上で行き先を地図で指定しているので、間違いがない。車に乗れば、あとは期待通りの場所に着くので、手間なく安心。(これが一番助かる)
◯ 乗車前におおよその値段が分かる。
◯ タクシーよりも良い車の可能性が高い。(タクシーだと、省エネ?でエアコンを付けないハズレ車にもあたって辛かった)
◯ ドライバも客も、どちらも確実にスマホで地図を見れる前提なので、遠回りされる心配がない。(タクシーだと、ナビを使わないので、遠回りされてるか心配になる)

面倒な点:
△ 配車手続きすると、乗車場所の確認のために、ドライバから電話がかかってくるので、中国語で応対が必要。英語・日本語はまず無理。(ずっと英語で話していると、諦めて指定場所に来てくれて、どうにかなる感じ。ホテルのコンシェルジュにも助けてもらえた)
△ その電話連絡のため、利用時は中国の携帯電話番号が必要そうな気がします。海外の番号でも大丈夫なのかは、試していません。
△ また、分かりやすい乗車位置の指定が必要。駅とか巨大な場所は乗り場を指定しづらく乗りづらい。都会だと駐停車禁止エリアとかありそうだが分からん。
△ 配車手続きをしてから、到着まで数分待つ。だいたい2〜5分くらいなのでたいして待たないが。ただ、広州・深センの市街は流しのタクシーも多いので、乗車までの待ち時間の単純比較ならタクシーの方が速い。

費用については、もともとタクシーも滴滴もどちらも安いので、差は気にしなくて良さそう。下記は広州市内で検索した例。出発地点(起)と到着地点(終)を指定して検索すると、14.2km で 28分かかると分かります。画面に、タクシー(出租車)が 41元(700円)、滴滴快車が約45元(770円)と出ている。実際の費用はこれではなくて目安だった。

ちなみに、東京のタクシーなら5,000円(霞が関から用賀くらいの距離)くらいかかるので、気軽には使えない距離ですね。こちらは、タクシーも滴滴も安いので、気軽に使えました。

Uber と同じように自前アプリもありますが、支付宝 Alipay、微信 WeChat、百度地図アプリ内からも使えます。WebView 実装なのかな? 3社とも滴滴に出資しているらしい。以下は Android 版の支付宝 Alipay アプリ内から呼ぶときの画面。

配車手続きが完了すると、ドライバの名前と、車のナンバー・色・車種を確認できる。0.4km の位置にいて、あと1分で到着するのが分かります。よくみると 09:54 までなら免費取消(無料でキャンセル)できるようだ。ドライバ本人から電話がかかってくるので、細かい乗車位置を指定します。(←この電話がなくて、SMS・チャットで済むといいんだけど、ドライバさんは運転中にチャットしづらいか…)

なお、滴滴でなくてタクシーを使う場合は、微信 WeChat Pay 払いがメジャーなようでした。支付宝 Alipay は、ドライバさん側が対応しない場合があった。現金払いも問題なかった。日本のクレジットカードは使えなそう。

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