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川根本町といえば?、、、?

イズミヤです。

今回のこのお題が、私にとっては一番難しい‥

対外的 
にいうならば
お茶の町
山と川、自然が豊かな町
日本唯一のアプト式鉄道が走る町
ご近所の人同士の繋がりが濃い町
などなど
よく言われているものはいくつかあげられます。

でも書きたいことはそういうことじゃないと思いまして‥

あんまり書くのは良くないかもしれないですが、マイナス的な事だと
少子高齢化が顕著な町
過疎化が進む町

先日発表された静岡県内でいずれなくなる可能性がある町の一つに川根本町が入っていて。
かなりショックだったのであえて書きました。生まれたときから生活してきた私からしたら本当にショックでして‥。

何故ショックなのか

それはやっぱり私の生活する町だから。

そう、
主体的
に川根本町といえばにこたえるなら

私の生きる町
私がこれからも生きていく町

の言葉に尽きるのです。

高校卒業後の進路を町の外に決めた時には、二度と戻ってはこないかもしれないな。
と思っていました。
だって、遊びたい盛りの若者からしたら、
学校帰りにみんなで立ち寄れるマッ〇もないし、遊ぶところもない。オシャレな洋服なんかも買えない。
私が学生の頃には学校の近くにコンビニもなかった。
そりゃ『おまち』に出たくなります。

ところがです。
憧れのおまちでの生活をいざはじめたら。

夜の喧騒に負けました笑

いや、生活は楽しかったですよ。
憧れの学校帰りのマッ〇とか、カラオケ行ったり、夜遊びしたり。満喫しましたよ。
ところが、夜の喧騒だけはまったく慣れませんでした。
遅い時間になっても絶えず聞こえ続ける車の音やサイレンの音。そんな音の中で眠ることに慣れていなくて、結局家にいても心から落ち着いて休むことができなかったのです。

そりゃ、物心つく前から
虫の声や動物の鳴き声、雨音、雪が降り積もる音の無い音
そんな音を子守唄がわりに生活してきたのですから、自然の音がない生活に落ち着けないのは仕方が無いのです。

そして、『おまち』から川根本町に帰ってきて、今まで当たり前すぎて見えなかったこの町の美しいところをたくさん感じることができるようになりました。
そして、自分がどんな人間かも気がつくことができました。

この町は
私の生きている町
これからも生きていく町
そして
本当の自分に還れる町。