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2022.11.04 京都嵐山芸術祭 『妖怪図鑑竹林ノ径』 @京都嵐山 竹林の散策路広場

京都・山陰本線にて。イヤホンの音量を消し、周囲から聴こえてくる方言をしばし堪能してみる。微細なイントネーションの変化によって異国情緒を醸しだしてくる街はもはや、リトル海外かもしれない。嵯峨嵐山駅で降り、ごった返す観光客をかきわけて木造建物へ。地獄の生理痛をアナウンスをしていると、心優しい方がロキソニンをくれるアットホームな楽屋に到着した。

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ここ嵐山を舞台に、パフォーミングアーツの祭典「京都嵐山芸術祭」が開催されている。44組のアーティストが登場、9日間で14のプログラムが展開されるという壮大なフェスだ。


そして本日開催されるプログラムは『妖怪図鑑竹林ノ径』。かつて〝あやしやま〟と呼ばれた怪しい竹林において、妖怪に扮したアーティストが出没する・・そんな企画に、アートディレクター:山本裕氏からのワンコールでやってきた。

アートディレクター:山本裕氏、通話中


松村美佳さん(Nue: )、総合学園ヒューマンアカデミー京都校の学生さんたちによるヘアメイク。出演者の方々の変化を垣間みられる楽しいひとときの中、川村のご担当:りんさんによる見事なボディペイントをご紹介したい。事前のテストからデザイン、ペインティングまで丁寧に施してくださったのだ。

カナキティさんによる激写
「ビビッド方面、サイケデリック行きでお願いします!」


こうなりました


完全装備で大移動。夕刻の竹林にて、同時多発的パフォーマンスが始まる。バラエティー豊かな妖怪の皆さんに、立ち止まり鑑賞するお客様が続出。

岡崎史紘さん(琵琶牧々)
森山結貴さん(座敷わらし)
藤井泉さん(小豆婆と豆腐小僧)※現場には豆腐小僧たちも参上
植川縁さん(ムジナ)
京極朋彦さん(烏天狗)
山本裕さん(あかなめ)
船木こころさん(九尾の狐)
飯塚友浩さん(ぬらりひょん)
カナキティさん(雪女)
DANCE PJ REVOさん(鞍馬天狗)
木許惠介さん(砂かけばばあ)※ツーショットにて失礼します

©お写真は、岡崎史紘さん・飯塚友浩さんからのシェアより



終演後。日暮れとともに、うす暗く物騒なエリアと化してゆく〝あやしやま〟──すうっとのびる竹に覆われて、リアル妖怪がいても差し支えない感すらある。

そういえばあの妖怪、名前どこにも載ってなかったけど、誰だったんだろう・・?



なんちゃって。
様々な方から刺激を受けて、とても嬉しい気持ちになれた機会。みなみなさま、ありがとうございました。


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▼ 川村美紀子ウェブサイト|

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