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ほんとうのやさしさとは。

いつしか前に書いたこの言葉。
これは変わらず今も大事にしていること。
そして、変わらず思うこと。
やさしさの履き違えは、
誰、なにのためにもならない。
 
昔も今もこれからも。
探求し、探究していきたいこと。

【やさしさっぽい違うもの】 

「ほんとうのやさしさ」
 
これが一体なんなのかと、
きっと人によって捉え方が違くて
100人いたら100通りの
「やさしさの定義」
のようなものがある気がしています。
きっと、やさしさに限らず。。。
ですね。
 
相手を思った
「やさしさ」のつもりの「やさしさ」や
自分が「善かれ」と思って行う行為自体。
案外、相手からしたらありがた迷惑な話も
たくさんあったりして。
 
一方通行のやさしさの押し売りより、
相手の真意を汲み取れる
目や心を養い、
それらを持つ自分で在ること。
真意を汲み取るだなんて、
本人も自分のことが
わかっていなかったりするわけだから、
なかなか難しい話なのかもしれないけれど。
 
「エゴ」と「やさしさ」は違う。
そのように感じる最近の出来事🙇‍♂️🙇‍♀️
とても奥深い話だと感じたりもして。
   
歌手である、森山直太朗さんが
公の場で活動しはじめたころ。
私は中学3年生。
色んなジャンルの音楽が好きだけど、
心理と真理がくっついているような
彼の生き様と音楽に魅了されること18年。
 
今から11年前につくられたこの曲は、
人の心理と真理が合わさったような曲。
やさしさとは、
目の前に見えているものが全てではないと、
むしろ、見えないことの方が多いのだと
そのようなことを
教えてくれている気がする名曲。
 
もっと深く、
「ほんとうのやさしさ」について
考えていきたい。
 
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本当の優しさとは
人に席を譲ってあげることではない
譲られた席には
自分で選んだ責任と
勝ち取った喜びがないから

本当の優しさとは
ともに涙を流すことではない
悲しみを断ち切る
そんな強さを姿勢で伝えること

本当の優しさとは
いつも近くにいることではない
時に相手を突き放し
遠い空からその身を気遣ってあげること

本当の優しさとは
願いを叶えてあげることではない
草花を美しいとするなら
風に揺れるその様を我が身と受け止めること

本当の優しさとは
無闇に励ましてやることではない
光は暗闇を射すのだから
一人で生きる孤独を奪い取ってはならない

本当の優しさとは
優しさについて考えることではない
例えあなたがいなくとも
世界はただ在るのだと認めてみせること

本当の優しさとは
自分で自分の幸せを掴み取ること
そのことを語らい
宇宙の広さを互いの内に感じ合うこと