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立ち止まっては考える(2020→2021)

2020年ももうすぐ終わり。

既に皆さん書いてるとは思いますが、今年は本当に大変な1年でした。予定どおりにライヴを開催できたのは3月下旬までで、その後は緊急事態宣言が出たりしてバタバタと中止が決まり、ようやく演奏活動を再開できたのは5月末、それも無観客配信に切り替えてのものでした。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、僕自身は6月以降リーダーライヴの企画を立てるのを中止しています。ありがたいことに秋冬のライヴのオファーをくださったお店もありましたが、諸々勘案した結果そういう結論になりました(言うまでもないことですが、この状況下で最善の努力を尽くしてライヴを開催しているお店やミュージシャンを否定するものではありません)。

自分企画で最後の無観客配信ライヴが終わった後は「今年はもう人前で演奏することはないかも…」とさえ思っていたんですけど、どういうわけか夏以降は色んな方から演奏仕事の依頼を頂いて活動を続けることが出来ました。その多くが初めて挑戦するジャンル/アーティストの曲だったり、事前準備のボリュームがそれなりにあるものだったりして、8月後半ぐらいから先週まではずっと途切れなく宿題を抱えているような状態でした。本当にありがたいことです。

今日(12/31)の東京は新規感染者数が1300人超えと、春先に「8割おじさん」こと西浦博さん(現・京都大学大学院教授)が指摘した「指数関数的増加」の局面に突入しつつあります。しかしこの期に及んでもなお新型コロナウイルスを甘く見ている人や、医療者の必死の訴えに耳を貸さない人も少なくないようです。

ミュージシャンとしてどうこうと言うより、日本人の(もっと言うと人類の)一人として、この「コロナ時代」にどう対処していくのか、ひとりひとりの理解力と行動の実践が試されていると思います。

ともあれ、来年も健康第一であれこれ頑張ります。皆様にも良き年でありますように…。

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