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『月刊 岩ときもの』なるもの

みなさん、『月刊 岩ときもの』の定期購読はおすみでしょうか~?編集長の了孔です。ご存知ない方のためにご説明しますと、『月刊 岩ときもの』とは、着物を着て岩場に行き、写真を撮って雑誌の表紙風に加工し、インターネット上に投稿するという活動です。紙媒体は存在しないため、コアなファンの方々からは幻のエア雑誌とも呼ばれています。

創刊は2016年2月。更新回数は57回、参加総数51名(うち外国人8名、子供4名を含む)(2020年7月18日現在)で、主に岩場とインターネットのSNS上を活動拠点とし、毎月18日を勝手に「いわの日」と決め更新しています。

「着物に興味関心を持ち、文化の継承を図る」、「地質や形状に特徴のある岩場など、隠れた名所スポットを紹介し、地域の観光に役立てる」というスバラシイ目的をもって展開されております。

はじめはそんなスバラシイ目的などなかったはずなのですが・・・

月刊岩ときもの02

着物を習い始めた頃、とにかく着物を着ることが楽しくて、着付けの組み合わせの記録写真を撮るだけだったのです。ただ部屋の中で写真を撮るだけでは味気ないと思い、好きな岩場を背景に着物で写真を撮ることにしました。写真だけあってもしょうがないので、雑誌の表紙風に加工して『月刊 岩ときもの』と名付け、あたかもそんな雑誌があるかのようにインスタグラムに地味~に投稿しておりました。

するとそれを見た着物仲間が参加したいと言いだして、面白がって岩場で着物を着て写真を撮ってSNSに投稿。それを見た別の知人友人が「私も出てみたい」ということになり、岩場で着物を着て写真を撮ってSNSに投稿。それを繰り返し、現在に至ります。

201808_月刊岩ときもの-02(ふんどし)

着物を着て岩場に行くと、そこにいた人々から「え!?なんでこんなところで着物???」と驚かれます。そりゃ、そうだわなぁ~と納得がいくのですが、近ごろは街中で着物を着ていても「え?着物?何かあったんですか?」と驚かれます。その声に逆に驚かされる編集長 了孔は、そのうち歴史の教科書に「今は貴重な日本人の民族衣装」とか書かれるんじゃないか、と危惧し『月刊 岩ときもの』を続けております。

インスタグラム:@nyaringoo
Facebookページ:https://www.facebook.com/iwatokimono/

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