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【ひきこもり・不登校#5】不登校の中2、Bさん①「きっかけ」

かなり時間があいてしまいました。みなさまお久しぶりです。
おかげさまで2024年は元気にスタートを切ることができました。
昨年はウツとひきこもりのどん底だったので、家族とあたりまえに過ごすありがたさを日々感じています。

さて、今回はまたシリーズもので、私が昨年9月から支援している不登校の中2、Bさんへのこれまでの関わりを書いていきたいと思います。

不登校のきっかけは同級生への注意から?

Bさんは元々、活発で正義感が強く、小学校ではリーダー的な存在でした。 しかし中学に入り、クラスメイトとの関係に悩むようになりました。
きっかけは同じクラスの男子から黒板に「○○ウザい」「○○しね」と書かれたことでした。
どうやら前日にその男子が掃除をまじめにしないことを注意したことを根に持たれたようです。それからLINEグループで、自分の悪口を言われていたことが発覚します。
特にショックだったのは、小学校から親友だと思っていた子が、そのLINEグループでの会話に参加していたことでした。

次第に学校へ行く前になるとお腹が痛くなるようになり、最後は病気に感染したのをきっかけに、とうとう学校へ行けなくなってしまいました。

幼児化したBさん

僕がBさんを支援するようになったのは昨年の9月です。Bさんが不登校になって8か月が経過した頃でした。
実は彼女のことは小学生の頃から少し知っていて、その頃からすると見た目は大人になりましたが、中身は当時のままでした。
変わらない姿にホッとしつつも、時が止まっているような印象を受けました。むしろ、時々駄々をこねたり、寝転がってみたりと逆に幼くなっている気さえしました。そう、まるで幼児みたいに。

自分もそうだったのですが、ウツやひきこもりの時は、自己中心的でわがままになりやすいです。僕もまるで子どもになったみたいに駄々をこねていた気がします。
僕は自分の経験から「ああ、やっぱりみんなこうなるんだな」としみじみ感じました。「あんなにしっかりとしていて、ハツラツとしていたBさんでもやっぱりそうなるんだなあ」と。

僕は勝手に自分とBさんを重ね合わせ「彼女のゴールは、もう一度"学校"へ戻って再び輝くことだな」 と思いました。

「3学期から学校へ行く」と決意

Bさんの支援を始めて3か月がたちました。本当にいろんなことがありました。
このことに関しては、また別の回で書くことにしますね。

そんなこんなを経て、Bさんは昨年12月の中旬に「3学期から学校へ行く」と自分で決意しました。

さて、Bさんはその後どうなったのか?私は彼女にどのように関わっていっったのか?

それはまた後日、お伝えしようと思います。


今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。
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