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物書きの王様決定戦に参加した話(超長文)

モノカキングダムに参加した。

テーマに沿って記事を書き応募。応募した人のみに投票権があり、応募者全員の中からひとり2票を投じて、王者が決まる大会である。
ちなみに、今回のテーマは「あったか」である。

こんな大会よー

今日は、始まりからの心の動きを残しておこうと思う。いい大人になって、大会に応募するとか、なかなかない機会だから。残しておくのも、悪くないだろう。

その1。
始まりは、もひとりの私との対話

さて、この大会のテーマが発表され、私の頭ん中は「あったか…あったか…」と、何かを探していた。

…てか、応募するんかい!?
もひとりの私が言う。
モノカキングダムは、票を投じて、その数で勝ち負けがあるんだよ。「勝敗、勝ち負け、戦う」、あなたの嫌いなワード満載よ。
あなたが好きなワードは「みんな違ってみんないい」でしょ?
勝敗がある大会にでるんかい?!

でも、私は何故だか書きたいと思った。今の私がどれくらい書けるかを知りたかった。
自分のnote記事が、書くほどに変わっていっている気がしていた。だから、試してみたかったのだ。書いてみたくなったのだ。

きっと、「あったかい(暖かい・温かい)」の記事が多いだろう、私は違う方向から書きたいなぁと思った。←これは、人を驚かせたり笑わせたりしたい、人がしないことをしたいと思いがちな性格からきてます( ̄▽ ̄)

ある日、S先生の「こんなとこにあったか!」という言葉を思い出した。あ、これ書こう!と思った。そこから膨らませよう!
そこから、“書く風が吹く”のを待ち、それを捕まえた時、一気に記事を書き上げた。このスピードで書けたのは、風を逃さないようにしていたからだ。なかなか良い記事ができた。いい線いくんじゃないかしら、なんてほんのり思う。

しかし、書きあげたあと、もひとりの私が出てきて「ほんとに参加するのか」と再び問うた。

…うっ。

ここで、気持ちがひるんだ。
でも、このまま記事を下書きに入れてしまうと、たぶんそのまま締め切り間近になり、投稿しないだろうと思った。誰かとネタが被ってたら…私の記事より面白かったら…そんなふうに思って、怖気付いて、絶対投稿できないのは分かっていた。

鉄は熱いうちに打て。もひとりの私に「ごめんね、でも投稿したいんだよ」と告げて、書き上げた記事を、校正もそこそこに投稿した。投稿したら、あとは待つのみ…。


その2。
またもや、もひとりの私との対話

全ての記事が出揃った。
全てを読んで、自分以外の記事に2票を投じる。そして、これも難題、こわい。
自分以外の記事を読むのがこわい。だって、絶対いい記事だもん。参加したから読まなきゃならん。いやだな、自分の実力見るのいやだ。

ある日、ゆったり過ごせるカフェに行った。気持ちもゆったりしていて「あ、みんなの記事読めるかも」と思った。カフェの雰囲気にも後押しされ、順番に記事をひらいてく。「あったか」という、たった4文字の言葉なのに、右から左から上から横から…いろんな視点で書かれた「あったか」の記事に、読みながら心が「あったか」になって、また泣きそになったよ。
リアルでお会いしたことない方ばかりなのに、「同志」な感じがして。見方や生活とか違う人が書くんだから違って当たり前なんだから、比べるとか負い目感じるとか、思わなくて良いのにねー、私ったら。
全部の記事を数日かけて読み切った。

だけど、これは「モノカキングダム」。
スキの中から、自分なりに選んだめっちゃスキに2票を投じなければ。まー悩む。でも、なんだか贅沢な悩みに思えた。スキの精度を上げていく。

その中で2票投じた作品はこちら。

身の回りにあるものは、私たちが知らないとこでおしゃべりしたりしてる気がしている。きっと、太陽さんも色々考えてくれてる。それを文章にしてくれて、あーほっこり。あれから、太陽さん見ると「何考えてるのかなー」って思って、ありがとうって気持ちになります。晴れても雨でも、なんだかそれをそのまま受け止めてます。

ひとつの記事に「(愛は)あったか」と、「(あたたかい)あったか」両方入ってるし、展開がスピーディで、いろんな感情がくるくる動いて飽きない!気付いたら最後まで読んでいた。私の記事にはないなぁこんな記事書きたいなぁと純粋に思った。

その3。
決戦は日曜日(12/24)

蓋を開けてみると、私の記事は5票。5名の方が票を入れてくださった。5票は3位だった、銅メダル🥉
5名の皆さま、ありがとうございます。ひとりひとりに頭を下げて菓子折を届けたくなった。

自分の書いた記事は、先生のセリフ「こんなところにあったか」が審査基準に当てはまるだけで、ほっこりしたりあったかい記事かどうかは、ハテナだったが、変化球を投げて、その変化球を5名も受け取ってくださった感じがして、嬉しかった。
先生のお人柄が伝わったとコメントくださったりして。好きな人のことを、上手に紹介できて良かった。

しかし。

せっかくの大会に、優勝したいという貪欲な想いがあまりなかったのは、はて良かったのか…。書きたくて書いた記事、自分を満足させるために書いた記事を大会に出してしまったのは、良かったのか。

と心のすみっこでモゾモゾする想いがあるのも事実。それは、他のnoterさんの記事に、真剣に挑んだ結果に一喜一憂する言葉が並んでいるのを見たから。

あーいいなと思った。真剣に向き合ったからだ。ちょっぴりうらやましくなった。

私は真剣に向き合うのが苦手。逃げたくなるし、そもそも挑戦しない。今回は「自分との戦い」をして「モノカキングダムでの戦い」は放棄した感じになった気がする。

何を目的にするかは人それぞれだから、人と比べなくて良いとは思うが、ちょっともったいなかったかもしれないな。せっかくその場があったのに。

これからどうすんの?

やっぱり変化球投げたいのは性分として仕方ないとして、変化球でもストライク取れる記事を書きたいなぁと、なんとはなしに思った、ここ数日の出来事。

そして改めて。
書くことはセラピー。自分のために書いてる。
だけど、もちっとうまくなりたいなー…あ、ちがう。うまいというより、肌触りがある記事を書いていきたいし、書きたい。

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モノカキングダムのすべてはここから。

超長文…2400字とか、長すぎー笑
最後まで読んでくださった方ありがとうございます😭💕

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