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前向きに考える

今日読んだ本。

前向きに考える 演奏家のためのメンタル強化術
矢野龍彦


いい本です。

とにかくいい本。

音楽やってる人はみんな読んだ方がいい。


失礼ながらこの矢野さんという方のこと全然知りませんでした。
スポーツのコーチングを本格的に学び、かつ高校大学の音楽科での体育授業を担当したことから、音楽家の身体の使い方とメンタルの研究をされているという方、
らしいのだが、

これがドンピシャです。


これまでメンタル関連の本はスポーツ系も音楽系も本屋にあるのはほとんど読み漁っているので、
あぁこれね知ってる知ってる、なんつって、最近は斜に構えていろんなメンタル本読んでしまってたんだよね正直。
なんだかんだで似たような内容の本も多いし。
それでもためになるんだけどね。

でもこの本は新しい!

スポーツメンタルの専門性を音楽家に向けるバランスがすごく良い。
ワクワクした気持ちで素直に読めました。
音楽やってる人はみんな読んだ方がいい。(2度目)
 

目から鱗で納得させられることばかりなのだけど、別に突拍子もないことが書かれてるわけではなく、今まで学んだメンタルスキルが否定されるわけではなくって。
それがまたよい。

スポーツメンタルで使われてるスキルが、音楽家向けに非常に有効にアレンジされています。
今までメンタルの勉強してきてよかった。
音楽やってきてよかった。
と思わせる本でした。

著者の語り口や文の構成も良く、読むだけでそれこそ前向きになるし、やる気が出ます。
この本を読み始めてから、少しずつその内容を実践してるのだけど、体調、メンタル、楽器の調子、どれも非常に好調です。
このまま続くといいなぁ。
がんばろー。


音楽というツールを使って自己表現できることは、もしかしたらすごく幸せなことなのかもしれない。
次の本番が楽しみだ。
明日も笑顔で練習しよう。

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