「満月」

今は会う事が出来ない
雲がかかってしまっているから

想いの丈で
満ち欠けしながら今日も夜空を眺める

何度も形を変えたこの詩が
あの月のようにまあるくなればいい


今は会う事が出来ない
怠惰な僕は何も出来ないから

僕達の身勝手な感情を
君はどう受けとめてくれているんだろう

今度こそは君を守れるように
この想いの底に潜れるように


当たり前にそこにいる事が
すごく大切な事なんだって最近気づいた

最初はなんとも想わなかった

ただ、君がそこにいるから
僕は想いの形を変えて君に会うようになった

泥臭い君の表情が僕を安心させて
また好きになる

僕は上手に前を向けないから、
時々、背中を向けてしまうけど、
やっぱり君は大切な人なんだって、今日も夜空を眺める

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?