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現代人は糖質をとりすぎている。人類の歴史にヒントあり!

糖質をとりすぎている現代人

最近は食の欧米化により、パンやパスタ、
またはコンビニで手軽に手に入る、
おにぎりや麺類など、をよく食べている方が、
多いのではないでしょうか?
日本人全体で見ると、糖質の摂取量が異常に多い方が増えています。

現在、厚生労働省の推奨している三大栄養素の摂取の割合は
糖質(60%) : タンパク質(15%) : 脂質(25%) となっております。
しかし、食の欧米化やコンビニの普及で、
糖質の摂取が必要以上の摂取になっている方が多いようです。

糖質をとりすぎることによる悪影響

この糖質を必要以上に摂取していると、体に脂肪がつきやすくなり太ります。
また糖尿病の原因にもなり、様々な合併症を招いてしまいます。
さらに、糖の取りすぎで高血糖になる事で、体のタンパク質と糖質がくっついて「AGE」というのものが生まれます。
この「AGE」は体を構成するコラーゲンやエラスチンなどの弾力性を低下させ老化を促進させます (=糖化)

そもそも人間の体は糖質の少ない食事に、適応するようにできています。
人類の食の歴史を考えてみると、糖質を制限するのが本来の姿であり、糖質を過食する、ここ100年余りの現代の食生活が異常です。

【人類の歴史にヒントあり! 】

アフリカで人類が誕生したのが400万年前、この頃は狩猟、採集、漁労で生活をしてました。
狩猟、採集で手に入る動物の肉や骨、野草などは糖質がほとんど含まれていません。
糖質を日常的に摂るようになったのは、農耕が世界に広まったつい4000年前のことです。それから主食が穀物(糖質)へと変化していったのです。
現代では当たり前になった糖質主食生活は、人類4000万年の歴史からすればわずか1000分の1の期間に過ぎないのです。
その為、人の体は、まだ糖質を主食にする体のつくりにはなっていないのです。
しかし、食生活は変化し、急速に糖質が主食になっているところに問題があるのです。
糖質摂取が当たり前になっている現代、本来の人間の栄養・代謝・生理から考えると食生活を見直す必要があります。

最低限必要な栄養摂取が1番体に良い

食生活は欧米化されても、体の仕組み(消化吸収など)は昔と変わりません。
欲求に負けて、好きなものをたくさん食べていると、体が悲鳴をあげてしまいます。
体の声(腸の声)を聞き、体に無理のないように、最低限必要なものを栄養バランス良く適度にとることが、最良の心とカラダをつくります。

最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

河上一成

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