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年末、麻雀はじめ

今年も残すところあとわずか。せっかくnoteを順調に更新しはじめたところで、急に年末の繁忙期に突入してしまい、時間を上手に使えないまま、あれよあれよと、あと一週間で2023年が終わる。
今年はこんな年だったと総括するような今、麻雀を始めた。

元々興味はあった。漫画『咲』を読んでいたのが高校生の頃なので、その頃からぼんやりと憧れはあったように思う。一方で、やはり麻雀というと退廃のイメージがつきもので、雀荘、タバコ、酒、留年……少々偏見がすぎるかもしれないけど、こういった印象のせいで、なかなか手が出なかった。もちろん、今ではプロリーグがあるのも知ってるし、立派な競技として成り立っているのは百も承知しているが、長年蓄積されたイメージは、なかなか拭えそうになく、単騎で雀荘に行くような無茶が出来るほどの度胸は無い。
さて、嶺上開花と海底撈月しか知らないまま、ここまで来た麻雀だが、やっぱりできたらかっこいいと思って、アソビ大全をプレイすること数年、ありがたいことに、Mリーグにどハマりし、麻雀に詳しくなった同性の友人がいたので、仲間を4人集めて、麻雀牌を買って、初めてオンライン以外の麻雀ができる機会を得た。
ジャラジャラ、カチャカチャと部屋に響く牌の音が心地いい。龍が如くやアソビ大全で聞いてた音は、ほぼ正確だったなと思いつつ、やはり何でも実物の良さには敵わない。

今年は3つ、新しく始めたことがある。
ひとつめ、ゴルフ。
ゴルフ好きの夫に誘われて打ちっぱなしへ行った。一日でどハマりし、安いゴルフセットを買って、ちょっとずつ練習している。自分で言うのは恥ずかしいが、初日からボールに当てて80y飛ばしたから、それなりに筋はいいと思う。

ふたつめ、英会話。
ずっとやりたかった英語の勉強をはじめた。TOEICだけじゃなくて、話せる英語をみにつけたいと思って、親戚のツテで英会話に通い始めて半年ほど。英語が上手くなった気はしないが、あまり臆病にならなくなった。先生がなんでも褒めてくれる先生で、とにかく話してみよう、という気になる。ありがたいことに外国人に道を聞かれ、実践することも出来た。相変わらず「go straight」ばかりの道案内だけど、何となく自信だけはある。

みっつめ、麻雀。
昔の私なら変なプライドが邪魔して、友人に教えを乞うのを躊躇ったかもしれない。それくらい偏屈なこどもだった。自覚はある。
職場でもそうだが、社会に出て、私はまだまだ若いことを知った。昔は、知らないことが恥ずかしいと思っていて、すぐ知ったかぶりする悪い癖があったけど、最近はいくぶん素直に、人に聞くことが出来ている。私は若いのだから、知らなくても大丈夫だ、と言い聞かせた。簡単なことなのに、ここまで来るのに20年以上かけてしまった。

知らないことを学ぶことに、まだワクワクが残っているうちに、人に聞くことを躊躇わない人間になれたらいいと思う。人に聞いて教えてくれた時、私も人に優しく教えられるような気がする。
新しいことをはじめるのは、いつだって恐怖がつきものだ。それは防衛本能にも近いので、完全に無くすことは無理だと思うけれど、やりたいという欲求に素直になって、できなかったことを知るのも、人生を豊かにする一歩だと今なら実感を持って言うことが出来る。

来年は何しようかなぁ、ギターかな。

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