「ドリフ・Peatix・芸妓体験」
ちょっと前に「8時だよ!」のドリフ番組をAmazonプライム・ビデオでひたすら見ていた。あの当時の中継はすごかったんだなぁ。とにかくリアルだった。
ここ最近はPeatixやFacebookのイベントを眺めてると参加したいものが沢山出てきている。beforeコロナでは考えられなかった類のイベントが、オンライン化にトライしていて家から楽しめる。
そのほぼ全てリアルタイム中継だ。芸妓さん体験なんかまさにその典型だと思う。(芸妓さんの生で体験するリアルタイム中継のイベント)
テレビの観覧席はこれまで凄い"生"感覚だったけども、99.99%の人はそれを茶の間で見ていて、番組とは基本オンラインの向こう側で楽しむものである。だから同じことがほぼ全てのイベントで可能なんじゃないかと思った。
「でも五感のうちの2つしか伝えられないじゃ伝わらないよね」とはよく言われるけども、映画も同じなのでオンライン前提のリアルを作り込めばリアルの価値の低減は抑えられるんじゃないか。
いやむしろオンラインで伝えられない価値、つまり残った価値がリアルの価値なんではないかと。「でしょ〜?ごめんなさい、それについては、ここでは無理なので、そこは、実際にお店(現場)にきてみてくださいね」
言い換えれば、今まではリアルにこだわりすぎてオンラインで距離の離れた人に届けるという価値に対して、我々は注意を払ってこなかったんじゃないか。○○Liveという武器はとっくのとうに無料で供給されていたにも関わらず…
「この日どーしても出席できないので、イベントをリアルタイムで中継してもらうことって出来ますか?」
「すいません、中継する担当も技術もないので対応しかねます。後日記事は上げますのでご参照ください。では返金いたします」
これじゃ誰もリアルのその雰囲気を感じられなかったわけだ。
リアルにとても価値があれば、2感で伝わることを最大限伝えて、あとの価値は"届ける"か"来て"もらえばいい。(テレビショッピングでパンは売れるし、テレビ見ていて行きたくなって訪れた場所なんて数限りなくある)
人数を絞って来てもらえば三密を避けて開催したりもできる。(演劇とかまさにそーなんじゃないかと)
「リアルの価値の再定義が重要だよね」は世界で1億人くらいが唱えているリアル教のお経(呪文)だと思い始めた。
そんなお経唱えているよりもさっさとオンラインで距離を超えてやってみたらいいんじゃないか。来ないと分からないなら一生来ない人がいる勿体無さと言うか…
まとめ
ちょっと乱暴だけども、そのくらいの心構えでゲームチェンジに臨んだっていいんじゃないかと思う。
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