エモくてエロい古文の話。

あけましておめでとうございます(激遅)
遅すぎてすみません…
1月中に言えてよかった(笑)

さて、世間では、センター試験の古文の問題が尊すぎる!と話題になっておりましたね。
かつて、クラスで古文漢文の女と呼ばれておりましたこのかわい、敢へてチェックせざらんや(←久々反語とか使ったから間違ってたらどうしよう)
とある美しい姫君に恋した狐が、美少女に化けて姫のお側にお仕えし仲睦まじくなるも、姫は帝の元へ入内が決まり、叶わぬ恋に身を焦がした狐はどこへともなく姿を消す…というとんでもなく切ないお話にございました。
さすが日本人、遥か昔昔からこんなエモい話を考え付くなんて。
これだから古文はやめられねぇぜ!
※上記の物語は、玉水物語で検索検索ゥ☆

私が古文に興味を持ったのは小6の頃。
学校の図書館に、日本の古典文学をコミカライズした本がありました。
ある時友人が源氏物語を持ってきて一言。

「この本、ヤバい」

当時の私達のヤバいは、エロいと同義語でした。
ドキドキしながら読んでみると、直接的な表現ではないにしろ、「あ、今ヤってんな」と思わせるヒトコマが数ヵ所に…。
私の記憶が確かなら、着物の裾だけが描かれたコマだったよーな。
今のようにネットも発達していなかった時代。
まさか学校の図書館というお堅い場所でエロシーンに触れるという大事件に、私と友人たちは大いに興奮したのでありました。

高校生になり、古文が必修となり、源氏物語がよく出てくると「こんなエロい話を学校で真面目に勉強しているなんて…」と謎の罪悪感(背徳感?)が沸々とわいてくる始末。
教科書に「夕顔」の帖載ってた時はびびったぞ!!!
でも先生も悪ノリしちゃうタイプの女性だったので、「これね、肉体関係持っちゃうシーンだからねー。光源氏なんてプレイボーイなんだからねー」と身も蓋もない説明をしちゃってた。
今考えたらすげーな、おい。

先日職場でセンター試験の話になり、得意科目は古文だったというと「なんであんなんわかるの!?」と総攻撃を受けました。
咄嗟に「なんか…そういう昔の日本文化とか好きでさー」と知的な人間を装っちゃった☆
エロが私を突き動かしたから、などとは言えやしない、言えやしないよ…

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