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私と図書館

ほーらもう放置したー…
ダメな自分に自己嫌悪。どうも、かわいです。

今日、図書館に行ってきた。
ずっと気になっていた県立図書館に、やっと足を踏み入れたのだ。
読みたい本が数冊あり、近隣自治体も含めて検索をかけまくった結果、県立図書館がヒットした。
偶然にも予定がおじゃんになったので、ならば行ってみようかと冒険の旅に出た。

エントランスから階段を昇ってフロアに出る。
あぁ、本のにおいだ!
広大な館内を充たす、新旧入り乱れた紙とインクのにおいが鼻をくすぐる。
それだけでワクワクが止まらなくなった。

幼い頃から本の虫だった。
母が大量に買い与えたこと、近所に友達がいなかったこと、弟が産まれたばかりで母が私に構っていられなくなったことなどが重なり、2歳から本漬けの毎日だった。
小学生になると、毎日図書館で本を借りて帰った。
活字中毒になった私は、母のレシピ本から古い辞書、説明書などを読み漁り、トイレでは消臭スプレーの注意書きまで読む始末だった。
おかげで読み書きはかなり早い段階からできたし、国語は勉強しなくてもよい成績が取れた。
(ただし理系はヒトケタ)

中学生になると本を読む機会がぐっと減ってしまい、そのまま大人になってしまった。
子供が産まれて、絵本の読み聞かせが大切だという話を聞き、私は再び図書館へと足を踏み入れることになる。
小学校の時とは違い、ありとあらゆるジャンルが揃っている公立の図書館はまさにパラダイスだった。
制限冊数まで借りて結局読みきれない、という愚行も何度か犯している。

で、今回の目的は画像の2冊。
白井祥平著「魚のからだ」「海べの危険な生物」
小学校の図書館にあって、何度も借りた大好きな本だ。
ある日ふとタイトルを思い出し、どうしても「読みたい!」が止まらなくなってしまった。
随分昔の本なので閉架書庫扱いになっていたが、司書さんに探してもらいようやく対面を果たすことができた。
私にシガテラ毒の存在を教えてくれた、多大なる功績を持った一冊である。

「海べの危険な生物」の中で、磯の観察や生き物の採集をする時に必要な道具を紹介しているページがあり、そこで著者は絆創膏を「サビオ」と書いていた。
さては北海道民だな?と思いながら著者の紹介ページを開くと、意外にも大阪府出身の石垣島在住だった。

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