静かな時間
静かに本が読みたい。そう思ったときに行く場所があるのは幸せなことだと思う。
外は寒く、すこしグレーな日差しの日。
今日は朝からカフェで本を読んだ。
朝の静かな空間で本を読むのが好きだ。
ここのカフェはほどよく静かで、のんびりできるところも好ましい。
たくさん並んだ絵本や読み物から、数冊選んで味わうのも楽しみのひとつ。
今日もすてきな本に出逢えたのでしあわせ。
最近読書の嗜好に少し変化が加わってきて、自分でもそれが興味深い。
一度読んだだけですぐにわかったようになるものだけはなく、何度も読んで、少しずつ、少しずつ、噛みくだいて味わっていくのも、読書の醍醐味だなあ、と思うようになってきた(いやもちろんわかりやすいエンタメも好きですよ)。
ひとりの充実した時間があると、最近鬱々してたのが、少しラクに呼吸できるような気がしてちょっと嬉しい。
静かに心を落ち着けられる時間と空間ってほんと人生に欠かせないと思う。
あしたはお出かけの予定、さて、予定通り出かけられるかな。
人生はままならないものなれど、それも込みで、わたしの人生といえますように。
今日の朝読んでいたのは
『護符と呪文の秘密』マリアン・グリーン 著・駒田曜 訳 / 創元社2022.9
『陰翳礼讃・文章読本』谷崎純一郎 / 新潮文庫
『読む時間』アンドレ・ケルテス / 創元社 2013.11
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