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つれづれ7 生理前と精神と

沖縄のめぐみ

下品なタイトルかもしれないけれどまだこの歳だと切っても切れないのが生理なので恥ずかし気もなく書きます。身体のことだし別に下品でもないし!と開き直って。

まさに今生理前なんだけど昔から生理前の精神のバランスがとれずいつも生理がきそうな一週間前という時期に入るとアタフタしているのはわたしだけなんだろうか?めぐちゃんはどう?
そんな状態を「月経前症候群」と呼ぶらしいんだけど症候群なんて名前がつくと、あれ?大丈夫かわたし?と思ったりするんだけど20代の頃に比べたら冷静に見つめられるようになったからまあいいか、と思ってみたり。 

女とか男とか分けたくないんだけど女性のホルモンバランス問題というのは年々生活の一部になってしまったなあ。気にしすぎもよくないけれど、この前もめまいでふらふらしたり頭痛で悩まされたり体重が急に増えたり(運動不足)息子を出産したときも、娘のときとは違ってホルモンバランスの影響で産後うつになってしまった。

精神が病んでも「ポジティブ思考が大事よ!」と本に書いてあったりするけれど、どうもわたしは勢いだけのポジティブ思考というのが苦手で、病んでいるのならいっそどこまでも病んでみてから這い上がってやろうじゃないか!という変わり者の人間なので困っちゃうんだよね。めぐちゃんとは普段からちょこちょこと連絡をとらせてもらっているけれど、同い年で誕生日も近くて共通点も多いから勝手にご縁を感じちゃっている。そんなめぐちゃんは生理前とかホルモンバランスに悩まされることはないのかなあとふと考えてみる。

でもさ、年齢を重ねてきて今年で42歳になるわけでそりゃ身体にガタがきてもホルモンバランスに困っても仕方ないのかなあなんてどこかで受け入れちゃっているわたしもいてね。長女を出産したのは26歳だし細胞がおんなじわけないし。白髪も増えたしシワも増えたし疲れやすいけど年々「やれること」は増えているような気がするんだよね。

子どものころは遠くに行くにも親の許可が必要で、お金を使うにも駄菓子屋さんで500円を使ったときには無駄遣いしてしまったんじゃないか?と思い母に「ごめんなさい、500円も駄菓子屋さんでお金使っちゃったの」なんて謝ったりもしてた。学生のころもお小遣いを上手に使わないと…って思っていたし、働くようになっていわゆる大人になっても「次のお給料日までは何日で…」って計算して、東京で一人暮らししていたから家賃払って光熱費払って携帯払って、そして友達との飲み代も確保して、なんて生活だったから自由なようで自由じゃなくてどこかに制限があって。40歳を超えた今でもどこかで制限はもちろんあるけれど、でも遠くに行くのに親の許可は必要なくなったし自分の働き方次第ではお金も調整できるようになった。

そう考えると子どものころに比べて自由で、やれることが多くなった。だから細胞が老化して身体にガタがくるようにはなったけれどある意味幸せだよなあ。なんて思ってみたりね。

あれ!これをポジティブ思考というのか!?

まあホルモンバランスとの付き合い方って考え方次第なんだろう、なんて自分を言い聞かせてみたり。
めぐちゃんは身体の調子はどうですか?会えないからこそnoteでお互いの身体のことを書くのも面白いかも!と書いてみたけれどいつもとスタイルが違いすぎたかしら?笑


横浜のめぐみ

めぐちゃん、これまた新しい視点のタイムリーな話題をありがとう。
今日まさに、生理中の水泳の授業についての記事を読んで、色々と昔を思い出していたところだった。私は「見学できなかった」とか「見学中筋トレさせられた」って経験はないけど、そういう経験した人が結構いて何とも言えない気分になっていたわ。


生理前と精神については、私にとっては実は20歳前後からお付き合いしてるテーマだったりするの。
学生時代、友達と「生理前って不安定になるよね」って話から、「月経前症候群」(PMS)をグループワークのテーマにして、アンケートとってレポート書いて発表までしたのよ。
詳しい内容はもう忘れちゃったんだけど、そういう症状を感じている人が自分たち以外にも結構いて、みんなこういう症状を毎月抱えて、どうにかならないものかなあって思ったわ。
そんな客観的な視点でまとめておきながら、自分のホルモンバランスによるメンタル変化をコントロールできるようになってきたかなあと思うのはわりとここ最近の出来事かも。めぐちゃんの言うように大人になって時間や生活が自分でコントロールできるようになったこと、今は子供たちも身の回りのことは付きっきりでお世話をしなくていい年齢になり、「ああしんどい」って時は休んだりできる時間も持てるようになったからかなと思ってる。
もちろんどうしても出かけなきゃ、仕事いかなきゃって時は無理矢理やり過ごしたりすることもあるけど。


あとは、自分のホルモンバランスのサインを見つけられるようになったからかな。
私の場合はさ、笑っちゃうんだけど
「夫に猛烈にイライラする」
っていうのがひとつのサインだったりするのよ(笑)
いつもイライラしないような夫の言動に無性に腹がたつの。夫にとってはいい迷惑なんだけどね。
最近は加齢のせいか生理痛も以前より重いときもあり、夫にも
「あーイライラしてきたからそろそろだよー」って言っちゃう(笑)
「なんだそれ」って笑いながらも、イライラしてる私をしょうがないよねってやり過ごしてくれるのは感謝してる。


あとは「自己嫌悪」な気持ち。
いつもなら、思わないような場面の「私のせいだ」「私がダメだったからだ」みたいな感情が出てきたとき。
この二つが私のホルモンバランス変化のサイン


若いころは生活のスピードも早いし、そんな自分の内面をゆっくりみつめる時間も余裕もなかったから、今思うと振り回されてたなって思う。
精神的にちょっとバランスを崩してた時期があったんだけど、母親にも「落ち込んでるときはだいたいそういう周期になってるよ」って指摘されたこともあるくらい。


そして昔はそういう一見ネガティブな気持ちに見て見ぬふりをしたり、急浮上しようとしてもがいてたりして余計に事態を悪化させてた気がするのよね。
今は、めぐちゃんと一緒で「あーネガティブ思考きたきた!」って思いながらも「この気持ちはどこからきてるのかな」とか文章に書いてみたり、見つめて味わう時間をとるようになったことが、比較的うまくホルモンの波に乗れている理由だと思ってる。
あ。気持ちが上向いてきたなのタイミングももちろんその時によって違うけどわかるようになってきたしね。


だからほんと私も白髪もますます増えたし、お肌も一日の終わりはだいぶ疲れているけど、精神的なところは結構瑞々しくいられてるんじゃないかと思ってるわ。瑞々しいって自分で言っちゃうけど(笑)


これってホルモンだけじゃなくて人生の波にも私たち少しはうまく乗れるようになってきたってことかしらね。


小林めぐみ   河合めぐみ


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