DTPstudy32 「デザインの下ごしらえとしてのマーケティング」編集後記

先日のDTPの勉強会(東京) 32回(以降「本イベント」とします)の編集後記として、登壇に置いて気をつけたことを記述しました。フォローアップはもう少々お待ちください。

本イベントの私のセッション概要を知りたい方はDTPの勉強会 第32回の告知ページへどうぞ。(登壇内容を知らなくてもある程度は読める記事です)

アジャイル式の登壇練習による準備

今回、一番大きな工夫であり、やってよかったことに、登壇練習をアジャイル式にしたことがあります。6〜7割程度の完成度でアポを取ってそこから完成に向けて進めつつ最終的に合計5人の方に話を聞いてもらいました。
・聞きにくかったこと
・わからなかったこと
・掘り下げて知りたいこと
・よかったところ
をあげてもらい、更に「初心者の方が勉強会には多そう(これは、事前にリサーチを行いそう結論づけました。)」ということを見越して、非デザイナーにも聞いてもらっています。

●よかったところ
私1人ではわからなかったことに気がつけて、時間配分を意識できるのが良いです。「つまづくところ」「知りたいところ」の相談に乗り、それがスライド内容に加算されていくという流れができたのが一番のよかったところです。
改善になる意見をもらえたこと、褒めてもらうことによるモチベーションアップも良い点でした。

●課題
スライド作成時、改善したいタイミングがいくつかありました。
・自分を客観的に見るため、ただ発表を聞いてもらいたい。
・意見をもらってスライドの内容を掘り下げ改善したい。
・最終的に細やかなダメ出しが欲しい。
デザインや文章のレビューにも近いかもしれません。

これに対して、「聞き手」「わかり手」「キレ手」で聞いてもらうタイミングを測ることは重要に思えました。相手のストレスもタイミングで違います。何を得たくて聞いてもらってるのか事前に伝えることを次回はもっと心がけたいです。

何を持ち帰ってもらいたいのかというスタンス

私が登壇時に心がける難易度調整は「やや難しい」です。全体的には掴めたが、復習したいところがある。ぐらいが学びになるかと思います。技術的な話だけでなく、私のような理論ばかりの聴講系の話にもそれは言えると思っています。

adobe MAX japanとjagatで登壇を一緒に登壇させていただいた松久さんと話をしたり、個人的に他のイベントに参加した後、自分の糧になったものを検討したら自然とココに行き着きました。

本イベントでは、私が大好きな市場調査や導線設計をどれだけ平たく、優しく、ポップでキュートに伝えられるかを重点に起きました。マーケティングという言葉は人によっては他人事になるので、導入の布石も大事にしています。

一度紙に書き出し、その後文字に書き出し、そして文字を図にしていくという過程を取っています。

大きな登壇と悩みを経て「自分らしく話すこと」を心がけたこと

初めて大きな登壇に出たのがCSS niteです。そこは300人の会場でした。その機会をいただけた主催の鷹野さんには今も頭が上がりません。

そこに登壇した日から登壇を繰り返す中で「私...登壇向いてないんじゃ...?」って思うこともありました。「数回の登壇で何いってるんだ俺!ドアを叩き続けないと開くかどうかわからないでしょ!やり続けないとわからん!」って思い込んで、登壇と改善を繰り返し続けて、まだまだこれからも続きそうです。

一番よかった改善は「私は私の言葉で、聞いてくれる人に感謝しながら話すこと」です。私は私の言葉で皆さんの顔を見ながら話す方が想いは届くことを知りました。そういう表現に自分が向いていたのだと思います。

登壇すると「大したことないのに」「本で聞いたような内容を話してるだけ」みたいな話を受ける日もありますが「それでも声をかけてもらえたんだから、伝えられる限りのことを解りやすく伝える努力をするし、いいんだもん」という気持ちでやってます。

今一番解決したいのは、声が嫌いという意見が初期から時々あることです。これは個人の直せない特性ではなく「キンキンしてて聞きにくい」という視点を想定して、改善に向けて検討しています。

できてなかった課題として「全体を繋げること」を心がけたこと

もう100人越えの勉強会に出るのは4回目、長尺の50人以上が来るイベントは5回目のようです。それもあって、登壇者同士がお互いのスライドを理解し、全体を通して何を持ち帰ってもらえるか。という所を考えました。

スライド作成のみに向かっていたら一人で完結しますが、私はもう5回は長尺で登壇してるので「周囲まで気をつける」という成長をしたかったのもあります。さらに、私の課題として目上の方とのコミュニケーションが下手というのがありました。

自分から声をかけたり、よくしたいと思ったことについては伝えることで、本イベントでは三者三様の内容だったにも関わらず、それでも全体をつなげて行けるところに少しは役に立てた...はずです。

その提案や話を、おばなさん、生明さん、コロさんが快く受け入れてくださったのは嬉しかったです。

最後に

読んでくださってありがとうございました。
次に出すのは編集後記ではなくフォローアップです。順番逆ですよね。すみません。フォローアップはとんでもないまとめ方をしてしまって、ちょっと編集につまづいてます。もうしばしお待ちください。

ありがとうございました。

この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?