だいじょぶだぁ
「大丈夫です」の使い方で議論になる事が良く有りますね。
「結構です」などの意味で断る場合の「大丈夫です」についてです。
それで、今のところは間違った使い方ということになっている様です。
正しくは「結構です」なのですが、
これだとかえってキツく感じてしまうのだろ うと思います。
だったら、「せっかくですが結構です」、など、言い方や、
発音イントネーショ ンの仕方でずいぶん柔らかく出来ると思います。
「大丈夫です」を使ってしまう人には、その人なりの気の使い方が有っての事なんだろうと思います。
でも、言われた人によって、感じ方が違ってしまう事があるのが問題なので、ちょっ と考えてみるのも悪くないと思います。
自分も、「大丈夫です」と言われてカチンと来た事が何度も有りました。
年代によるのだと思いますが、非常に失礼な言い方だと感じて怒ると
いう事も多い様です。
感じ方だけでなく、意味が正反対になってしまうという例も有りますね。
先輩が後輩を食事に誘ったら「大丈夫です」と言われ、
ずっと待っていたら来なかった、という例も有りました。
それぞれ別の意味にとってしまっていたわけで、これは結構困った事例ですよね。
ただ、言葉は時代とともに変化していくので、近い将来には、
断る時に「大丈夫 です」が普通になっていくのかもしれません。
また、ネットを読んでみると、色々な事が書かれていますね。
しかしまあ、言葉は世につれなので、もうちょっと大目にみようという気持ちも有るもので、「大丈夫です」について考えてみました。
コンビニで「お箸は入れますか?」と聞かれたとき、
「これ、どうぞ使って下さい」と、友人知人が品物をプレゼントしようとしたと き、駅前でチラシやティッシュを渡されたとき、
先輩が食事をごちそうするよと後輩に言ったとき、
ポイントカードはお持ちですか?とレジで聞かれたとき、
などなど、、、、、。
レジでお箸は入れますかと聞かれた時、
これはもう、「大丈夫です」でもいい様 な感じがします。
ティッシュを配っている場合ですが、これも「大丈夫です」でいいのかもしれないけれど、自分としては、ちょっと考えてしまいます。
あれって、バイトでやっているわけで、全部配り終わらないと帰れないとかなんとか、そういう事情が有るのだろうから、貰ってあげないとかわいそうだな、
と いう気持ちが有る場合、「大丈夫です」はキツ過ぎるな、と、感じます。
先輩が食事をごちそうするよと後輩に言ったとき、これはもう、絶対
「大丈夫で す」なんて言ってはいけないと思いますねぇ。
せっかく誘って頂いたのに、今日はどうしても用事が有って、申し訳有りません、くらい言っても言い過ぎじゃないと思いますね。
そういう訳で、相手が好意でしてくれる事を断る場合などは、「大丈夫です」は良くないと思います。
「箸を入れるかどうか」など、相手がどっちでもいい時は、「大丈夫です」でもいいんじゃないでしょうかね。
でも、「ポイントカードはお持ちですか?」と、こっちとしてはどうでもいい事であっても、店員さんは、
「せっかくポイントが付くので、損をしないように」 ということで言ってくれている、と、考えれば、きつい断り方をするのもかわい そうだと思えますよねぇ。
でもね、こういう事でいつも思うのは、態度の問題だという事ですね。
電車の中にベビーカーを乗り入れてどうのこうのと論争になったりしましたが、それもこれも、みんな態度や言い方の問題で殆ど解決してしまうように思うので す。
「大丈夫です」であっても、申し訳なさそうに言ったり、お辞儀などの仕草が入っていたりするだけで、全然印象が変わってきますよね。
そういうわけで、何事も態度が大事ですねぇ。
態度っていうのは要するに思いやりを持っているかどうか、が表れているわけで、いつもいつも思うのですが、いつでも思いやりのある人でありたいものだと思います。反省もこめて。
態度は、目上の人に対する時だけでなく、例えば店員さんに対しての場合であっても、良い態度でいたいものだとつくづく思うのでありました。
結論。
相手が好意でしてくれる事を断る場合には使わない。
言い方ひとつ、態度の問題。
ということで、、、。