【ウェビナーレポート】AIにシフトしたWebデザイン全工程
こんにちは、読者の皆様。今回は先日開催されたSHIFT AI会員様向けウェビナーについて、詳細なレポートをお届けします。参加された方々には心より感謝申し上げます。
※ SHIFT AI コミュニティについては下記をご覧ください
ウェビナーの概要
テーマと目的
今回のウェビナーのテーマは「AIにシフトしたWebデザイン全工程」でした。
このセッションでは、Webデザインのプロセス全体にAIを効果的に活用する方法に焦点を当てました。特に、クライアントからの依頼や商品のランディングページ制作におけるAI活用テクニックを中心に解説しました。
準備段階
ウェビナーの内容を準備するにあたり、AIの力を借りて内容の質を高めました。具体的には、プレゼンテーション資料をAI(Gemini)に評価してもらいました。評価基準は以下の3点でした:
分かりやすさ
有用性
新規性
結果として、5段階評価で4〜5つ星という高評価を得ることができ、自信を持ってウェビナーに臨むことができました。
ウェビナーの内容
1. 商品設計
ウェビナーでは、まず商品設計のプロセスから始めました。この段階では、ChatGPTとの対話を通じて、商品コンセプトの検討と改善を行いました。市場での需要やポジショニングを分析し、さらに「Perplexity」というツールを使用して市場調査を行いました。このツールは、インターネット上の膨大な情報を収集・分析し、より正確で信頼性の高い情報を提供してくれます。
2. 情報設計
商品設計を基に、次のステップとして情報設計に移りました。ここでは、「ChatGPT」を活用して以下の要素を決定しました:
ターゲット層の特定
ペルソナの設定
キャッチコピーの生成
特筆すべきは、ペルソナのインサイトに基づいたキャッチコピーの生成プロセスです。また、商品情報についてもChatGPTが生成したテキストをそのまま使用することで、作業効率を大幅に向上させることができました。
3. ワイヤーフレームの作成
ウェブサイトの骨格となるワイヤーフレームの作成では、ChatGPTに構造の提案を依頼しました。さらに、「Claude」の「Artifacts」機能を使用して、提案された構造を視覚化しました。この機能は、チャット画面の隣に出力結果を表示するため、ワイヤーフレームの構造を直感的に理解しやすいという利点があります。
4. デザイン化
デザインの具体化には、「Create.xyz」というAIツールを使用しました。このツールの特徴は、自然言語による入力だけでウェブサイトのデザインを生成できる点です。ChatGPTやClaudeで生成した情報をCreateに入力し、瞬時にウェブサイトのビジュアルを作成しました。
さらに、生成されたデザインをChatGPTに評価してもらい、改善点を指摘してもらうことで、デザインの質を段階的に向上させることができました。
振り返りと今後の展望
反省点
ウェビナーは1時間で行われましたが、内容が盛りだくさんになってしまった感があります。今後は、以下の点に注意して改善していく予定です:
取り上げるトピックの絞り込み
各ツールや技術の詳細な解説時間の確保
より丁寧な説明と実践的なデモンストレーションの実施
参加者の反応
初めてのウェビナー登壇でしたが、予想を上回る200名以上の方々にご参加いただきました。また、質問の数も過去最多を記録し、予定時間を30分延長して1時間半のセッションとなりました。この反響は、AIを活用したウェブデザインに対する高い関心を示しています。
今後の展開
今回のウェビナーの成功を踏まえ、今後も以下のような取り組みを続けていく予定です:
デザインとAIの融合に関する最新知見の共有
より実践的なワークショップの開催
参加者からのフィードバックを基にしたコンテンツの改善
SHIFT AI会員の皆様には、今後開催予定のウェビナーにもぜひご参加いただければ幸いです。
結びに
AIツールは日々進化しており、Webデザインの世界に革新をもたらしています。しかし、これらのツールはあくまでも私たちの創造性を拡張するものであり、人間の感性や判断力の重要性は変わりません。AIと協調しながら、より効率的で創造的な仕事を楽しんでいきましょう。
皆様のご参加、誠にありがとうございました。
次回のセッションでまたお会いできることを楽しみにしています。
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