他人から与えられて満足できる物語のレベルも、その経験を積んでいくにつれてどんどん上がっていくものだ(3ツイート分くらい)

若い人らと顔を合わせることも、世間話をすることも、いやそもそも、もうほぼ誰とも会話しないような生活を始めてもうすぐ三年くらいになる。それ以前から、ほぼ世間話や雑談などを顔見知りとしていないので、生活に物足りなさは感じない。ここ数日は声も出していない。ずっと音楽を鳴らしているような生活でもないので、この家はほぼ無音のままだ。

これはまだ、そんな若い人らと会話する機会があった時の話。

私のほぼ観ないジャンルの邦画、これはとても面白かった感動した泣けた、と、その若い人にすすめられて、私はそれを観た。

かなりつまらなかった。最後まで我慢して、なんとか観終わった。狙い過ぎのかっこつけ駄作とは違う、そもそも全く面白くないのだ、話の筋が。こんなもん、原作者もしらない。いま検索すると、いろんな賞の候補になってる作家だ。あの若い人にとっては、まだこれが面白くて深い作品なんだろう。

あの若い人らにもそのうちわかる。他人から与えられて満足できる物語のレベルも、その経験を積んでいくにつれてどんどん上がっていくものだ。本当につまんなかった。ほめるところが一か所もない。この作品、マジな顔で作り上げたのだとしたら、きっと無能の方々だ。

望み (雫井脩介の小説) - Wikipedia

補足 指輪物語は面白かった。長編三部作映画も面白かった。その前日譚の『ホビット』は最後まで観られなかった。もうあの世界はお腹いっぱい。きっと観ない。最近、ドラマ化されたそれができた。もう全く興味がなくなっていた。まるで楽しくなかった。

この記事が参加している募集

#映画感想文

67,333件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?