微生物の好餌「カニガラ」
川合肥料は江戸時代から続く長い歴史と、有機質を発酵熟成させた独自の「”有機発酵”ボカシ肥料」を開発、製造、販売する有機肥料ブランドです。
ご紹介の各商品はこちらのオンラインショップで取り扱いしております。
有機質肥料「カニガラ」について
カニガラは、カニの甲羅、足等の身の部分を除去し、乾燥し粉砕したものです。キトサン等が他分野への需要が高まると共にカニの漁獲量が急速に減少し、好転のきざしが見られないこともあり品薄です。
品質はカナダ産が優良とされていますが、市況を見て取り扱いを変更することがございます。
カニガラは、殻の部分と内蔵の部分の比率によりN・Pの変動が多く臭いに差があります。播きやすいペレット化した品も取り扱っております。
|特徴
カニガラ肥料を施用することによって土壌中の小動物、微生物の急速な活性が図られる結果、以下のような効果が期待できます。
土壌の団粒化が進みます。
保水性を高める一方で、排水性が適度に高まり酵素の供給量が増大します。
多雨の場合、有効成分の流出防止に役立ちます。
地温が適度に上昇し、肥料分の吸収を助長し生育を促進します。
堆肥2〜3%のカニガラを混合の後堆積してください。微生物の活性化により熟成を促進します。
鳥獣の害があるので、速やかに土壌に混和してください。
一般作物・果樹・ハウス等に元肥として使用します。土壌改良的なイメージが強いですが、窒素成分が3〜5%であることを忘れがちです。
|事例
※ 重粘土の茶畑で夏期うね間に10a当りカニガラ発酵有機肥料を500kg施用し管理機でバック耕したところ、3ヶ月後から急速に団粒化が進んできました。
放任状態の50年生二十世紀ナシ園で土壌が固結化し、管理機での中耕が全く不可能であったところへ、10a当りカニガラ粉末を70kg表面施用しただけで、5ヶ月後には容易に中耕作業ができるようになった等の効果が得られています。
|施肥量
|使用原料
カニガラ
|保証成分例
ペレット
► N(窒素):4.0%
► P(りん酸):3.0%
粉末
► N(窒素):3.0%
► P(りん酸):3.0%
|分析例
ペレット
► pH:8.6
粉末
► pH:9.0
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